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絢香、声を軽視したか。

2009年04月10日 10時28分26秒 | Weblog

 歌手の絢香さんはバセドー病でしばらくお休みだ。声帯の下にある甲状腺が腫れて声が出しにくいためだ。

 声は声帯で作り出す。だから「声帯を強くする、鍛える」と願う歌手は多い。しかし声帯原音は非常に響きが小さく、共鳴腔・胸郭などで拡大しなければならない。ここで大きな難問が発生する。声帯をどんなに絞っても声は強く・大きくならない。いろいろの条件を満たす必要がある。この条件を正確に知っているボイストレーナーは殆どいない。

 多くの歌手は自我流で声を出す。昔は鉄橋で走る来る電車に向かって大声を張り上げたり、荒海に向かって怒鳴るトレーニングもあった。もちろん声帯は壊れ、アヤが付く女性歌手のような壊れた声になる。それでも売れるのだから歌は不思議だ。絢香さんも売れ続けた。文字どうり女性歌手のトップを驀進していた。しかしデビュー1年目ごろから甲状腺は異常を示し始めた。声帯を締め付ける、無理は発声が原因でもあると私は判断している。

 要するにデビュー前に十分な声のトレーニング、あるいは正しい方法を学んでいなかった気配がある。このように多くの歌手は声を重要視しない。「出るから、いいか」と軽く考える。あるは間違ったトレーニングを学ぶ。

 絢香さんの場合は声の出し方が悪いとバセドー病との因果関係は明らかではない。だだ言えることはデビューして1年目ごろからバセドー病は始まったと言うことだ。もし歌手デビューしなければ、無理な声出しをしなければ、バセドー病は起こらなかった・悪化しなかった可能性は強い。

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