フアンキ加藤、壊れた声でガナルだけ

　解散し独り立ちした加藤歌手は、でない声を振り絞っている。

　声など壊れていても、心で、音楽性で、感性でいいんだと言う歌手が多い。

　しかし歌における声は、楽器だ。

　名手が奏でても楽器が壊れていれば、語る以前の問題だ。

　一度本物の声を聞いてみるとよい。

　昨日、名古屋からVigilanteのボーカルが教室に現れたが、加藤さんより数段レベルの高い声を出していた。

　音楽業界は真冬の時代だ。

　CD等が安くつくれる時代になり、カラオケ店でも録音出来る。

　ネットでのダウンロードも簡単だ。

　気に入らない、レベルの低い物は切り捨てられる。正確には見向きもされない。

　加藤さんよ自分の声に目覚めてほしい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒谷　起吉三