最近マンションを売り、戸建てを購入した。
4戸が建つ新築で、私以外はすべて30年以上のローンで購入している。
木造家屋は30年もたつと立替か大型修繕を迫られる。
恐ろしいのは日本国の30年先だ。現在ギリシャが相当な危機に陥っている。国際社会から莫大な資金援助でかろうじて延命している。
日本の有識者にはギリシャの次は日本だと言う人も多い。何しろ800兆円を超える国の借金は世界でもずば抜けて悪い。会社でいえば相当前に倒産している。
形は少々異なるが倒産会社に30年ローンでお金を貸すのと同じことを銀行はしていないか。個人にお金を貸すと言っても、その個人がどこからかお金を得るわけだ。その大元が破産すれば個人にはお金は回らない。
日本国は個人が住宅を買いやすいようにいろいろ優遇している。ローン金利など年1%なんて天文学的に低い。しかし先の見通しはまったくない。お金を借りてどんどん住宅を購入させる。国が破産したら誰が面倒を見るのか。
30年と言えば成人が元気で働ける限界だ。後は野となれ山となれの30年ローンとしか私は思えない。
恐ろしくて身震いが止まらない。
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