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テレビはどこまでも馬鹿か

2007年06月25日 21時28分53秒 | Weblog
 
 今、大流行しているのが「脳トレ」である。

 脳トレーナーとかいう正体不明な人も現れた。

 人間の脳は完全には解明されていない。

 それをいいことに脳トレナーは左右の手の異なる動きで、脳を鍛えると言う。

 漢字や算数などで鍛える同じ場所の脳を左右の手の動作でやらせようとしているのではないか。

 人間の手足は無意識の動きをたびたび行う。痒いと無意識にかく。冷たいとこする。汗をかくと拭きたくなる。刺が刺さると痛くなる。右手で字を書きながら左手で蚊にかまれたところをたたくなど、無意識に近い動きを平気でしている。

 これは分散集中で5分散、7分散と複雑な動きを日常でこなしている。しかし意識すると1点集中しかできない。特に日本人は。
 
 意識して3分散、5分散集中をさせるのが手足の異なる動作の真髄だ。ところがテレビで活躍する脳トレーナーのすべては1・5分散程度で、バリエーションを工夫しているが、すべて横ばいの1・5点集中でしかない。レベルを上げることができないのだ。

 左右の手足をバラバラにして、しかも記憶するなどの脳を空白にして置く、こんな芸当は知らない。

 要するに程度の低いお遊びなのだ。

 日本テレビなどは「脳林寺」と言う番組を大々的に放送して、視聴者に間違いを垂れ流している。関西テレビの「あるある大辞典」と大差はない。

 要するにアホなのだ。


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