ＮＨＫボイトレ講座に異議

納豆ダイエットが問題となる。

　ＮＨＫ教育番組をたまたま見ていたら，ボイストレーニングにで会う。

　超が付くほど有名な先生・トレナーのレッスンであった。

　これはテキストを発売して、全国に大々的に放送する内容かと言う強い疑問が起こる。

　声の問題は個体差が大きく、１００人いれば５０通りぐらいの問題、欠陥が見られる。多くのボイストレーニング法が役に立たないのは、生徒の個体差・欠陥を矯正しないで、ある方法を無差別に押し付けるところにある。

　そこで効果がない生徒がたくさん現れる。すると先生・トレナーは「生徒が悪すぎる」と責任逃れをする。欠陥を正さないで単にある方法を教えても百害ばかりだ。

　あるボイストレーニング専門学校で大金を支払い、学び、声が潰れた・潰されたと言う悩み相談をたくさん受けた。

　なるほど１００人中数人は効果がある。それはたまたま欠陥がなかった人である。

　つまりボイストレーニングは生徒さんの状態チェックから始まり、正常に戻し、そこからトレーニイングを始めなくてはならない。

　放送で各生徒さん・視聴者の状態を把握できるのか。

　もし８０％までが欠陥を抱えていれば、これを無視してトレーニングが成り立つのか。

　危険・害の方が多くないか。

　放送で何かを教える、トレーニングする難しさ、害の方が多いは、やるべきではないのでは。