70才。役に立つ話が次々現われる。

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声年齢・超幼稚

2007年07月18日 21時31分21秒 | ボイストレニング
 姿を見ないで声を聞いただけでは相手の年齢がわからないことがある。

 以前、新聞やテレビで私のことが紹介された時、1日200本ぐらい電話があった。たまたま女房が電話に出て「かなりのお年寄りだけど・・・」と受話器を私に渡す。

 なるほど声はしわ嗄れているし、話すのも辛そうだ。「教室は30歳までですが・・・」と私が答えると、相手は「23歳です。教員です」と答えた。

 赤ちょうちんのママが酒やけ・男焼け・どなり・・・で男か女か区別がつかない声が多い。この場合、性別が不明になる。

 今日、驚嘆した。体育館の中から響く声で12,13歳の女の子かと想像したら、何と20前後の医大生・医者の卵であった。おもに女性で大人である。にもかかわらずスポーツで張り上げる声は小学生並である。

 何で声年齢が幼いままで止まっているのか。

 このまま医師免許を取得して医者になればどうなるのか。

 私は身震いした。しかし本人たちは全然、関心がない。

 患者との対話で自分が一番いい声を出すなど考えたこともない。

 ある意味で患者が自分から受ける印象なんて「くそ喰えだ」。

 医者の心得には声などは一滴もない。喉が痛ければ対話しなければいい。

 名は体をあらわす。

 声は人格を表すとすれば、医師はどうするのか。

 幼稚なままでいいのか。何も手入れをしない。つまり自己管理がゼロだ。

 それでも患者の管理は別物か。

 


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