宝塚歌劇団の大スターの声をテレビで聞いた。他のスターの声も聞き、皆が一緒である事に疑問が湧く。この歌劇団の声は何十年間、暗中模索が続いていた。長い間、クラシックの声の出し方を学んでいた。しかしこれでは卒業後、テレビ、特に映画ではリアリテーに欠けているため、周りから浮き上がりお芝居、お芝居だと訝られた。
現在は中国人が教えておられるようだが、すべての人を同じ声に作り上げている。声の通りも響きも悪くないが、各個人の持つ声の個性が消えている。声はいろいろなものの集大成で、100人いれば50種類以上に分かれる。それが100人2色になっていると思われる。
これは卒業して外で仕事をする場合、声の個性がないと敬遠される可能性があると私は大きな疑問を抱く。
ボイストレーナーはどこまで生徒の声の個性を改造・壊すことが許されるのか? これは不法地帯、やりたい放題の状態だ。声の人格破壊は野放し状態である。
ひどいのになると、生徒の声帯を破壊させる。これでも傷害罪にも問われない。
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