イタリア元首相ベルルスコーニが減税を打ち出し、イタリア選挙で躍進した。
増税、増税、歳出削減でしか国を立て直せないイタリアでベルルスコニーは人気取りだけで、減税、戻し税を叫んだ。
国民は税金は嫌いだ。払ったお金が戻ることも歓迎だ。しかしイタリアの将来は国の倒産が迫っている。この破綻が日本の安倍政権をガタガタにする可能性がある。
つまりユーロから逃げ出したお金は円に集まる構図だ。そして円高になる。８０円など簡単に割る。再び７０円台の悪夢が始まる。
結局、ガソリン、輸入品が円安で上がり、イタリアの破綻で猛烈な円高になり。何のことはない安倍の読みの浅さで日本国民が損をする構図だ。
人間生きていくためには色々学ばなければなければならない事がある。
ゲームは簡単なものなら4才頃から楽しめる。10才を過ぎればかなり高度なゲームもやれる。
一つのゲームは直ぐに飽きる。より高度にエスカレートする。男性であれば戦争や殺したあいに夢中になる。
ゲームでどんなに殺しても罪は問われない。リセットすれば殺された相手も甦る。いつにまにか生命の尊厳、一度切りを忘れてしまう。現実の生きた命とゲームの命が混同する。
ちゃんとした保護者がいれば、脱線しつつある我が子を正道に戻せる。問題は今回の17才のルーマニア国籍のように親が身近にいない場合だ。誰が親代わりになり、嫌なことや苦言を挺するのか。
つまりコントロールされない未成年者を誰がどう導くのか。
我々は難しい問題を抱えている。他人の領域に入り込まない。しかし入り込みまねばならない現実が確実に五万とある。
巷にはこんな事をしていれば将来犯罪者になるだろう若者のを数々目にする。
それを見て我々は何も出来ない。下手にアドバイスをすれば殴る蹴るを浴びせられる。
脱線して走る電車を元の軌道に戻すのは、専門家の力が沢山必要だ。
脱線した若者を正常な軌道に戻せる専門家はいるのだろうか。
重いやりきれない問題を我々は抱えている。
友達の勧めで簡単に出頭した。何故、逃げまわつていたのに、不思議な事が多い。
簡単に女性をころす。全てが簡単なのか。
大人では理解出来ない若者が確かに存在する。この二人は徹底的に分析して、その思考回路が簡単に行動に移るあり方を研究すべきだ。
そこから今後、起こりうる、このような犯罪の防止策を導き出すべきだ。
考えられるヒントは、ゲームと現実が区別で出来ないのではないかということだ。
殺して金を奪うも、ゲームの世界と同じなのかも知れない。
簡単に出頭するのもゲームの世界なのだ。
幼少時からゲームに熱中する。これがゲームはゲームなのだ。現実は別物なのだが形成される前に、混濁していたのではないか。
俗に人間形成という言葉がある。社会の一員としての自覚が成される前に、ゲームが強く少年の中に形成されて、ゲーム ＝ 現実になっていたのではないか。
このように分析すると今回の殺人、強盗は見えてくる。
ゲーム制作、ゲームセンターなどに何か歯止めをかけるべきだと私は強く思う。
特に、人間形成が成される前の年少者のゲームにのめり込みは禁止すべきではないか。
