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自民を騙す堀江。私は知ていた

2006年01月25日 18時29分37秒 | 政治と経済
 
天下の自民党幹部が軒並み堀江貴文に騙された。

 議員に当選していれば IT 大臣だなんてのもいた。今太閤と称するやからもいた。

 話題の乏しいマスコミは一気に飛びついた。連日ホリエモンの動向を報道した。

 それでも胡散臭いと訝る識者もいた。

 私は堀江氏が野球チーム近鉄、買収に乗り出した時、預貯金・現金が500億円あるという言葉で、大きな疑問を抱いた。上場3年半で500億円の現金があるという事は、べらぼうな儲けである。一般からすれば5,000倍、いや10万倍の儲けと思われる。

 ダイヤモンドの鉱脈、油田を発見したとかならば理解ができるが、たかが IT 関連でそんな莫大なお金が得られるのか。企業買収と言えどもその資金はどうなるのか。それでも500億円の預金があるということは、何か悪いことをして得たとおもうしかない。

 近鉄買収に乗り出した時に私は「堀江氏はヤバイ人物」と判断した。それは2年前である。

 決定的に胡散臭いと決断したのは、ライブドアーのブログに投稿してからだ。以前このブログに書いたようにA社、B社、C社に毎日、同じ時間に同じ文章を投稿してみた。この実験は2ヶ月続いた。

 C社・ライブドアーは2桁も違う少ないアクセス数であった。社長が一番、そしてライブドアー関連が100番までにずらりと並び、有名人、仲間などが常に上位を占めている。

 不思議なのがアクセス数が翌日、メールで送られてくる。Yahooさんのようにアクセスがあれば瞬時に数字が上がるなどはない。つまり正しいアクセス数がメールで送られてくるのか、何か操作があるのかと言う疑問が起こった。

 Goo のブログで1日700アクセスがあった日にライブドアーは 8 であった。他の日も2桁ぐらい低いのである。

 これは堀江社長が恣意的にブログを操作させていると判断してブログを閉鎖した。

 堀江氏は何でも私物化、意のままに操りたい人だと理解した。

 こんな人が政界に出て、頭角を表せば日本は益々崩壊を早めると危惧した。

 国を預かる自民党の幹部が私ができる簡単な方法で堀江氏の正体を見破れないなんて、レベルが低すぎるのではないか。

 読売ジャヤイアンツの渡辺氏が拒否したときに、自民党は堀江氏に疑問の刃を向けて、堀江氏の実態解明に取り掛かるべきであった。少なくとも500億円の預金があると聞いたときに。「何故だ。どうしてそんな遊びの現金があるのか」とおもうべきであった。

 自民党は怠慢・幼稚の極みである。