joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

ちょっとした違い 『ユダヤ人大富豪の教え』

2006年01月14日 | Book
 買い物に対してのちょっとした態度の違いが、金持ちと貧乏人を分ける。私の言うことをすべて忘れても、これだけは覚えておきなさい。欲しいものが出てきたら、一週間待ちなさい。それでも欲しいものは、もう一週間待ちなさい。それでも欲しければ、そこで買ったらいい。この少しの時間を待つクセがあれば、余分なものを買う確率がぐんと減る。

(本田健『ユダヤ人大富豪の教え』p.136)

これはベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』の中でもなぜか印象に残った言葉です。なぜだろう。大富豪のアドバイスの中でも一番単純で、身に覚えがあり、実践しやすいことだからかもしれない。

これを読んだからか、「欲しい!」と思った瞬間から実際に買うまでに時間を置くようになったような気がする。

精神科のカウンセラーの人の話では、患者さんが何かをしたいと言い始めたとき、3週間待ちなさいと言うそうです。そうやって時間を置くことで落ち着かせ、本当にその人の進みたい道にソフト・ラウンディングさせやすいみたいです。

「早く決断しなさい」という言い方もあります。ただ、それが正しいのは、自分が欲しいものをそれまで考えていて、ずっとそのチャンスを待っていて、そのチャンスが来た時に躊躇せずに掴みなさい、ということだと思う。

それに対して、時間をおくことが重要なのは、自分の欲しいものが定かでないときに、ゆっくり自分の内部が求めるものが輪郭を作るまで待つということだと思います。


涼風


悪口

2006年01月14日 | reflexion
他人の悪口を言うのは降参したということ、と誰かが言っていたけれど、ホントそうだ。悪口を言うということは、もう自分にできることを考えなくなったということなのだから。関心がすべて相手の方に向いてしまい、自分の可能性について考えなくなっている。そのとき人は悪口ばかり言うようになる。


涼風