joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

Lessons in Life

2004年10月20日 | reflexion
ここ何日か疲れる日を過ごすことがあります。身体が重い感じで憂鬱でした。今朝は、その疲れでぐっと眠ってすっきりしたかな。


9月のブログで、ライフコンパスというコンピューター・ソフトを紹介しました。簡単に言えば、このソフトに生年月日を打ち込むと、その人の性格や人生上の特徴、また気分の調子がいつ良くていつ悪いか、さらには、自分と他人の生年月日を打ち込むと、ビジネスや恋愛・結婚など様々な場面におけるその人と自分との相性などがわかる魔法のような商品です。

このソフトの無料説明会に行ったときに、参加者それぞれにその人の10月の気分の調子のようなものを記した紙が配られました(もっとも、「この商品は占いではありません」と主催者の方はおっしゃっていました)。

私も10月の私の気分の調子を一日々々記した「私の天気予報 10月」をいただきました。

その「天気予報」をみながらこれまで毎日過ごしてきましたが、これはそこそこ当たっているんじゃないかなぁと感じています


この紙では、その日の調子を示すレベルが次のように5段階に分けられています。

A : 最高です。思ったとおりに行動しましょう。
B : 好調です。順調にものごとが進むでしょう。
C : 良い日です。でも調子に乗り過ぎないように!
D : 普通です。少しイライラするかも!
E : 不調です。なかなか思い通りにならないかも!


わたし自身の「10月の天気予報」を見ると、ABCのうちのどれかの日が7日、Dの日が18日、Eの日が6日でした。

ここからわかるのは、DとEを合わせると、一ヶ月のうち24日が少しイライラするかとてもイライラする可能性のある日なのです。そうでなくても、なにもない、ということ自体も多少のいやな感じを感じているでしょう。

この割合がもし人生全般にもあてはまるとするならば、人生のうち6分の5の時間は多少イライラしていることになります。僕の今年の10月がもし特別DとEの日が多かったのだとしても、3分の2以上はイライラする可能性のある日だと考えることもできます。

もちろん、このライフコンパスという商品が適切に人の調子を言い当てることのできるものかどうなのかは、まだわかりません。

ただ、ライフコンパスが本当に正しいかどうかは別にしても、人生の3分の2以上の時間は、私たちはイライラしている退屈さを感じているのかもしれないという洞察は、そのまま受け入れちゃってもいいような気がします。

人間は、起きている間は、本来イライラするか退屈するもの。そのイライラや退屈とうまくつきあっていくことを学ぶのが人生だと思うのも、いいじゃないですか。


(書いていてなんか「長老」みたいだ。そういえば中島らもさんが、日本人とフランス人はやたらと「人生」という言葉を使いたがると言ってたなぁ)