先日、
“Money is flow”という文章を書きました。そこでは、お金とは紙幣や硬貨ではなく、私たちのこころや身体を維持して喜ばせてくれる流れだということを考えていました。
お金を好きになるとは、お金を欲張りに溜め込むのでもなく、お金を投げ捨てるように豪遊するのでもなく、自分を喜ばせるようにお金を得てそして使っていくものなのだと思います。
本田健さんが一連のベストセラーとなっている著作で言いたいことも、そういうことなのだろうな、と思っています。
おそらく本田さんの本意を汲めば、なにも起業して成功することが幸せだと言いたいのではないのだと思います。ただ、自分が喜ぶようにお金を得る方法の一つが起業であるということなのでしょう。本田さん自身はご自身のコンサルタントという経歴から、起業は幸せにお金を得る方法であることをしっていたので、自然にそのことに焦点を当てたのだと思います。
「幸せな小金もち」になるとは、小金もちになれば幸せになるという意味ではなく、幸せにお金を得る方法を実践すれば(起業すれば)、小金持ちになることもあります、ということなのでしょう。
小金持ちになることを目的にすれば、得たお金をただ散財するか、もっと膨らませるかだけを考えるけど、幸せにお金を得ることを実践できれば、幸せにお金を使うことも自然にできるのかもしれません。
お金を好きになるとは、幸せにお金を得て、幸せにお金を使うということなのかもしれません。