淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

小泉今日子の「KOIZUMI IN THE HOUSE」。この古いハウスがまた何とも素晴らしい!

2012年12月19日 | Weblog
 フジテレビでスペシャル番組、「金曜プレステージ・最後から二番目の恋2012秋」が11月にオンエアされた。
 あのドラマ、「最後から二番目の恋」のスピンオフ番組である。

 「最後から二番目の恋」は中々いいドラマだったと思う。
 大人の恋愛を描くラブ・コメディという体裁を取ってはいるものの、全体を包む「ほのぼのさ」がとても心地よく、鎌倉と湘南の冬を舞台にした、ゆったりとした流れに心から癒されたものだった。

 まず、岡田惠和の手による脚本がいい。
 そして当然、W主演となった小泉今日子と中井貴一。この2人の掛け合い漫才的会話が、「最後から二番目の恋」というドラマを盛り上げ、軽い笑いを誘いこむ。 

 共演が、坂口憲二に内田有紀(中井貴一と3人家族という設定)。ほかには、渡辺真起子  森口博子、そして飯島直子。
 みんなそれぞれ、いい味を出していた。 

 そして11月にオンエアされた「金曜プレステージ・最後から二番目の恋2012秋」は、そのドラマの後日譚ということになる。
 ドラマのプロデューサー千明(小泉今日子)と、鎌倉市に勤める和平(中井貴一)との凸凹コンビの恋愛ストーリーが、今回もゆったりとした湘南の時間の流れの中で語られていた。
 是非、今後はスペシャルではなくて、ちゃんとした2シーズンに向けて動いてもらいたいものだ。

 そんな小泉今日子、最近また新しいアルバムをリリースした。なんとあの「ミュージック・マガジン」までが小泉今日子の大特集を組んでいた。

 僕は特に彼女のファンというわけじゃない。
 アイドル時代のキョンキョンって、あんまり興味がなかった。
 どこか尖がっていて、インテリらしさを醸しつつ少女っぽさも内包しているという、あの独特のキャラが少し鼻についていたのである。
 確かに、讀賣新聞の書評欄なんかでも彼女の才能の一端を垣間見たりはしていたわけだけれど・・・。

 友達にするなら最強だと思う。でも恋人にするなら少し疲れそう・・・そんな感じが拭い切れなかったのである、若い頃のキョンキョンには。

 ところが、30代から40代と歳を重ねるにつれ、小泉今日子は一皮も二皮も剥け、素敵な女性へと変身を遂げてゆく。
 もちろん、彼女の基本的なキャラは年齢を重ねてもそんなに変わってはいない。
つまり、若かった頃の早すぎたイメージが、今、ちょうどいい按配に追いついたのではないか。

 なので、小泉今日子は、今がとっても旬なのである(個人的に)。
 
 最近、アマゾンで小泉今日子の1989年にリリースされた、近田春夫とコラボした「KOIZUMI IN THE HOUSE」を買った。
 このアルバム、今聴いてもまったく色褪せないような音楽を奏でている。

 特に1曲目が素晴らしい。
 当時、この曲は結構話題になった。大好きな曲だった。
 「Fade Out」である。

 アルバム全体は、当時のハウス、ファンク、ソウルなんかのダンス・ミュージックで占められ、最後は、これもシングルになった「水のルージュ」(Break 'ACID' Beats MIX)。

 2曲目のファンキーな「好奇心 7000」や、続く「STAND UP」も悪くない。それからちょっと自虐的な6曲目の「Kyon Kyonはフツー」もいい。

 そして小泉今日子(花の82年組ね)は今年、デビュー30周年を記念して4年振りとなる新作アルバム「コイズミ シャンソニエ」を発表した。
 まだこのアルバムは聴いていないけれど、評判はいいようだ。

 でも、どうなんだろう?
 こういう不思議な女性と恋愛するのって。疲れちゃうんだろうか?
 逢った事ないから単なる想像でしかないんだけど、今のキョンキョンなら酸いも甘いも嚙み分ける、とても素敵な40代って感じがするんだけどなあ・・・。

 まあ、一生小泉今日子になんて逢う事はないんですが・・・。







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