淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「琵琶湖」、京都「伏見稲荷大社」、雨降る一日。でも青森に着いて、ふと夕暮れの空を眺めたら、それは、京都「伏見稲荷大社」で見た鮮やかな鳥居みたいな、ちょっぴり哀しさが混じった色だった。304

2024年05月13日 | Weblog


 雨、朝からしとしと雨が降っている。
 広い「琵琶湖」を望むホテルの部屋から、降りしきる雨を寝惚け眼で見てた。時間は朝の6時。眠い・・・。
 でも8時にホテルを出ないと今日の最後の行程はこなせない。頑張って起きて、6時半からホテルのビュッフェで朝食を摂り、急いでチェックアウト。
 滋賀県「琵琶湖」をあとにして、「京都」へとまた戻った。



 京都市内へと入り、そのまま「伏見稲荷大社」へ行く。
 全国で約3万社を超える稲荷神社の総本宮である。古来より、五穀豊穣 、商売繁昌 、家内安全 、諸願成就 の神様として有名だ。豊臣秀吉が、母親の病気完治を願ったという逸話もあることから、病気全快のご利益もあるらしい。つまりオールマイティの神様なのだ。



 雨が降りしきる中、ここも大混雑している。
 修学旅行の学生たちがいるかとおもえば、海外からの観光客らも大勢いて、日本人の観光客の数も凄まじい。
 雨降りということで、みんな傘をさして歩いているので、何度も傘同士がぶつかって、歩きにくいったらありゃしない。
 有名な1000本鳥居も、人、人、人、人の波。混雑が途切れる瞬間を見計らって写真を撮る。
 「伏見稲荷大社」もちゃんと周ると2時間半以上掛かるというので、ここは少しショーカット。駆け足で周った。



 それにしても今回で何度目の「京都」訪問になるんだろう?
 初めて「京都」を訪れたのは18歳のときだった。一人旅だった。確か、つき合っていた女の子と別れた直後の傷心旅行だったと思う。
 「三千院」近くの民宿に3連泊した記憶がある。それからは、何度も「京都」を訪れた。
 でも、これほどの観光客がいると、疲れだけが溜まって、観光をしているという気分には到底なれない。
 完全なオーバー・ツーリズムである。



 へとへとになって、最後の訪問地「京都」を離れる。
 これで今回の4日間の旅が終わった。
 大阪「伊丹空港」から一路青森を目指す。
 約1時間ちょっとで「青森空港」へと到着した。



 青森市はどんよりと曇っていて、気温は17度。空港から降りて外に出たら少し肌寒かった。
 空港の駐車場に停めていた車に乗り込んで、自宅へと帰る。
 家に帰って旅行鞄を整理しながら、ふと窓の外を見たら、綺麗な茜雲した夕焼けが目の前に飛び込んできた。



 まるで、京都「伏見稲荷大社」で見た、鮮やかな鳥居みたいな色だ。
 ちょっぴりとだけ、哀しさが混じってる・・・。




 
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