MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

カワセミの幼鳥(飛びもの3態)

2018年06月19日 | カワセミ

飛んでいるカワセミに向かってシャッターを切るのは4月末以来、ということになりました。

いかにカワセミの出が悪かったか or  私がカワセミ撮りに来ていなかったか、ということなのですが…。

…おそらく両方でしょう。

ところが先週から“今年の幼鳥がピラカンサ池に来ている”との情報が入ってきました。

そして今日、週間天気予報では雨のはずだったのですが、「雨は明日からで今日は晴れ」と予報が変わりました。

これは一度様子を見に行かなくてはなりません。

ノンビリ出かけて、池に到着したのは7時過ぎ。(先着のカメラマンは3名でした。)

もう既に幼鳥が一度姿を見せたそうです。

今年の“初幼鳥撮り”は8時前になりました。

あまり良いとまり物が撮れなかったので、(幼鳥が黒いせいかもしれません)飛びものだけ載せることにします。

7時55分 北側のヤナギから西側に飛び出し。 ISO400  1/1250  F5.6

撮影機材:EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ USM + EF1.4×Ⅲ

8時03分 お立ち台にとまったところを撮ろうと思ったら、飛び出してしまいました。 ISO200  1/1250  F5.6

(この時は飛び込まず、川方面へ。)

10時17分 北側の欄干から飛び出し ISO320  1/1250  F8

 

カワセミの飛びものにシャッターを切れただけでも、来た甲斐がありました。

あまり愛想の無い雄カワセミの代わりに、パフォーマンス好きな若者がここの縄張りを取ってくれると嬉しいのですが…。

どうやら巣立った幼鳥は3羽いるらしいです。

この先、どういう展開になるのでしょう?

10時半終了。

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『ゴマダラチョウ』が羽化しました。

2018年06月17日 | 昆虫

『アカボシゴマダラ』だと思って5月下旬から育てていた『ゴマダラチョウ』が、今朝、羽化しました。

私の家の周りでは見る機会が少ない『ゴマダラチョウ』なので、今回、撮れた事はかなりラッキーだったと思っています。

 

羽化などの生態写真を初めて撮る昆虫は、その兆候が解らないために、どうしても余裕を見て待機することになってしまいます。

また、この蝶はギリギリまで羽化の兆候がわかりにくいことも待ち時間が長くなる原因の一つでした。

まずは昨日の蛹の状況です。

6月16日 5時35分 エノキの葉に擬態(…多分)している、緑が綺麗なゴマダラチョウの蛹です。

今回の機材は、レンズに1/3倍のマクロ機能を持った普及型の M.ZD12-50mm F3.5-6.3 を E-M1 に着けて撮影しました。

ISO200 1/125  F11

羽化の予想時刻は早朝の4時過ぎになると思われたので、午前2時に目覚まし時計をセットして10時に仮眠を取り始めましたが、気になって眠れません。

1時間ほどウトウトして目が覚めてしまいました。

とりあえず蛹の様子を見ると、うっすらと翅の模様が透けています。

もうこうなったら開き直って“徹夜”覚悟です。(私は昔から苦手なんですよね…徹夜)

写真はいつもの並べて合成する形にしました。

写真にしてみると状況の変化が解ります。(1時間おき(+α)に撮ったものから、その1部を省略して。)

アゲハなどは翅が透けてくることが“間もなく羽化”の兆候です。(②番か③番の状態から蛹が割れて羽化が始まります。)

ところがこの『ゴマダラチョウは』→④→⑤と時間が経つにつれ、だんだん蛹が白くなっていきました。(大丈夫かな?と、ちょっと不安になりますね。)

でも⑤の約5分後、蛹が割れて…。

『ゴマダラチョウ』の羽化、成功です。

折角ですから落ち着いたところで表に出てもらい、自然光でスナップ写真を撮っておきましょう。

まだ飛んでいく気はなさそうですね。

マクロショットも1枚。

レンズは LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm  F2.8 を使ってみました。

LEICA ブランドの名前を持っているレンズだけに、柔らかくて雰囲気のある描写だと思います。 ISO800  1/125  F5.6

これで『ゴマダラチョウ』の撮影は成功です。

苦手な徹夜をした甲斐がありました。

羽化後の『ゴマちゃん』は、16時現在、まだベランダのエノキにとまったまま休憩中です。

まあ、ゆっくりしてもらいましょう。

 

次は1頭残った『アカボシゴマダラ』の“蛹化”“羽化”です。

全部終わるのは7月中旬になりそうですね。

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アカボシゴマダラの脱皮(2齢→3齢)

2018年06月15日 | 昆虫

今日は雨、梅雨らしい天気です。

ブログ用のネタは無いのですが、…そう言えば昨日、アカボシゴマダラが2度目の脱皮したのを思い出しました。

15時頃、様子を見に行ったらこんな状態でした。

これは脱皮を終わってから1時間くらい経っていますね。

この後、脱いだ皮を食べているところを撮ろうと思っていたのですが、ちょっと目を離した隙に…。

あら~、食べ終わっちゃったのね~。

一瞬の隙を突かれました。(幼虫にそんな気は無いのでしょうが…。)

それにしても脱ぎ捨てた頭の殻と比べると、一気に大きくなったのが解りますよね。

現在、この幼虫は体長12mmくらいに育っています。

何とか羽化まで持っていきたいですね。

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カワセミ飛んでます。(ちょっとだけ…)

2018年06月14日 | カワセミ

「ピラカンサ池に前回来たのは何時だっけ?」と思うほど久しぶりのピラ池でした。(調べたら前回は6月2日でした。)

最近、カワセミの出が悪いことは常連さんの情報で解っていましたので、カメラは手持ちの昆虫用のみ。

もしかして誰もいないのでは?と思いながら8時半過ぎに到着。

それでもいらっしゃいましたね~、MさんとTさんの二人だけ。(ご苦労様です。)

今日は既に1回飛び込んだ、とのことです。

そんな話をしていたらカワセミ君、池を横切って対面のヤナギの中へ入ったのが見えました。

その後お立ち台の奥、通称『桃バック』に出てきて即飛び込み、欄干でお食事後『シロシキブ』の枝へ。

昆虫撮りの機材では、この程度が精一杯です。 OLYMPUS E-M5 + M.ZD14-150mm F4-5.6Ⅱ    ISO800  1/500  F5.6

しばらくピラカンサの中で休憩した後、川方面へお帰り。

10時半までで2回の飛来ですから「最近にしては“爆発”かもね。」などと情けない話をしたところで、私は引き上げました。

折角、昆虫用の機材を持ってきたので、虫も1枚。

待機場所の後にいた『ゴマダラカミキリ』です。 ISO800  1/250  F5.6

久しぶりの『ピラ池レポート』でした。

 

 

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狭山丘陵の昆虫達(カミキリムシ他)

2018年06月13日 | 昆虫

5日ぶりの狭山丘陵です。

梅雨の晴れ間だったにもかかわらず、湿度が低かったため割と快適でした。

でも、さすがに久しぶりに見る蝶などは殆ど見当たらず、近場を一通り見るだけに終わりました。

今日はちょっと目先を変えて、蝶以外の昆虫も載せてみます。

鮮やかな色をした『ベニカミキリ』です。 ISO200  1/400  F4

エイリアンのような顔をした『キマダラカミキリ』。(迫力がありますね。) ISO200  1/250  F4

カマキリの幼虫がいました。 ISO200  1/1600  F5.6

今日、唯一久しぶりに見た蝶がこれ。

昨年、赤城山周りで会って以来の『トラフシジミ』です。 ISO500  1/1250  F5.6

最後に蝶のツーショットを2枚。

『メスグロヒョウモン♀』(手前)と『ミドリヒョウモン♂』 ISO200  2/800  F5.6

『メスグロヒョウモン♂』(左)と『イチモンジチョウ』 ISO200  1/125  F8

狭山丘陵の昆虫達シリーズは、昆虫の種類に変わり映えがしなくなったので第1弾は終了です。

もちろんここには引き続き通うつもりですので、また新しいネタをアップしたいと思います。

 

ところで、カワセミの状況はどうなんでしょう?

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