MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

久々のピラカンサ池は、お立ち台どまりから飛び込みも!

2018年10月26日 | カワセミ

しばらく池に出勤していない間に、カワセミの縄張りは変わりつつあるようです。

入り口駐車場下の蒲池は雌、ピラカンサ池は雄の縄張りになっていました。

嬉しいことに、雌がピラカンサのお立ち台にとまる可能性は殆どゼロ、しかし雄は時々とまるようになったとか…。

それでもいつも裏切られるので、あまり期待はせずに日の出と同時に家を出ました。

6時20分に到着して、まずは駐車場下の蒲池へ。

カメラをセット後、車の移動を済ませようと2,3歩歩いた時、Oさんの「来たよ~!」という声に反応。

ポケットの中のワイヤレスリモコンをON!

6時25分 お、惜しい! 顔が隠れちゃいました。 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8 + EF1.4×Ⅲ     ISO1200  1/800  F4

6時25分 このまま何もせず飛び去り。 でも、久しぶりに撮れたので、まあいいかな?

この後しばらく待ちましたが、姿を見せるだけで石どまりは無し。

8時50分頃、雄がピラ池に来ているとの情報が入り、急いで場所替えをしました。

島の中央部から飛び込んだ後、お立ち台へ。

いや~、このお立ち台どまりを見るのは何ヶ月ぶりでしょう?

8時53分 こんなにピラカンサの実が少ない年は初めてですが、それでもここにとまった絵を見るとホッとします。

この後10時半に終了するまで、6~7回はとまってくれました。(飛び込みは3回ほどでしたが…。)

さすがに久しぶりではダイビングのスピードに追いつけません。

唯一、水出が撮れたのは1度だけ。

それも…。

9時10分 タイミングは合ってましたが、これでは…。

次も遅れて…。

9時41分 水出の瞬間が…無し。(次こそは!) ISO800  1/1250  F5

トベラにもとまってくれました。(飛び込まなかったけど。)

10時03分  ISO1000  1/1250  F4.5

最後はお立ち台でペリット吐き。

10時14分 ISO640  1/1250  F4.5

私達の見ている前では魚を捕り逃がしてばかりなのに、こうして白いペリットを吐く…と言うことは、どこかで魚を捕っているんですよね。

でも、今日は予想に反して姿を見せてくれたので文句は言いません。

これから冬に向けて上り調子になって欲しいと思います。

10時30分終了。

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久しぶりに出かけてみましたが…。

2018年10月22日 | カワセミ

ほぼ1ヶ月ぶりのカワセミ撮影に行ってきました。

前回はTシャツ1枚で良かったのに、早朝の気温は約10℃。

季節が一気に進んだようです。

結論から言ってしまうと、カワセミは全~然ダメ!

駐車場下の池にやっては来るものの、石止まりはゼロ。

こんな感じでとまってくれません。

まあ、たまにやって来てお持ち帰りをしようと思う方が甘いですよね。

今日も昼からの予定があるので10時で引き上げ。

久しぶりにカメラを出したので、家に帰ってから身近な被写体でリハビリをちょっとだけ…。

もう蝶の数もずいぶん減ってきましたが、まだ頑張っている子たちもいます。

小型のヤマトシジミです。 OLYMPUS E-M1 + M.ZD60mm F2.8 Macro    ISO500  1/1000  F5.6

裏はモノクロ調で地味ですが、意外に翅の表は綺麗なんです。

うまく翅を開いてくれました。

この美しいブルーは雄のようです。

そろそろ今年の昆虫撮りも終わりに近くなってきました。

今年は予定外の『ゴマダラチョウ』や『オオムラサキ』を撮ることが出来たので、まずまずの1年だったと思っています。

さて、来年は…?

 

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季節外れの羽化(オオムラサキ)

2018年10月16日 | 昆虫

やっと忙しさの先が見えてきました。

後は依頼した書類が届くまで動けないので、そろそろ写真撮影にも戻れそうです。

 

そんな忙しい中、残った2頭のオオムラサキが羽化しました。

普通なら越冬幼虫になる時期が近づいているこの時期に羽化とは…。

一昨日の朝から羽化の兆候が見えていたので、空しい気持ちを感じながら撮影の準備だけはしておきました。

夕方の5時頃、腹部が“間もなく羽化”状態になったので、「あと1時間くらいだろう」と5分ほど離れて戻ったところ…。

またやっちまいました~。

既に蝶は蛹の外。(ガックリ…。)

チャンスはあと1回。

残った1頭も後数時間後には羽化するはずです。

21時19分 翅の模様が見えています。

とりあえず早寝。

12時半前に目が覚めたので、蛹の所へ行ってみたら…。

0時27分 夕方、目を離して撮り逃がした時と同じ状態(腹部がくびれています)になりました。 もうすぐです。

0時55分 蛹が割れた!羽化開始です。

0時56分 身体が見えてきました。

0時57分 抜けた!

0時58分 クルッと回って、翅に美しい紫色が…雄です。

1時00分 体液を翅に送って伸ばします。

1時20分 ほぼ翅が伸びきったので、余った体液を出しています。

腹がスマートになったでしょう?

これで一安心、やっと寝られます。(とりあえず、オヤスミナサイ。)

7時33分 夜が明けて、ちょっとだけ翅を伸ばしたところを1枚。

昨日はあまり天気が良くなかったので、今朝ベランダのエノキに2頭をとまらせました。

「好きなときに飛んでいいよ~。」

でも、これから寒くなってくるのでいつまで飛んでいられるやら…。

ちょっと、残念な『オオムラサキ』の羽化でした。

 

1枚オマケです。

と言っても、いつもの複眼アップですが…。

飛び立つ前のおとなしい時に撮らせてもらいました。

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オオムラサキの羽化、一回目はちょっと残念な結果に…。

2018年10月05日 | 昆虫

皆様、ご無沙汰しております。

昨日まで全くブログ更新の時間がとれませんでした。

色々な手続き、それに伴う書類集め、市役所通い…等々、会社をリタイヤしてから最も忙しい日々を過ごしております。

そんなときにもかかわらず、オオムラサキの『一太郎』が昨晩、羽化しました。

おまけに残った2頭もほぼ同時に蛹になり、来年『羽化』の予定が全く狂ってしまいました。

これから蝶になっても、子孫を残すことは不可能なんですけどね~。

 

ところで『一太郎』に関しては、成果としての写真は既に諦めていました。

その理由は、蛹になった場所が餌として与えていたエノキの葉だったんです。(もう少し早く蛹化準備の兆候に気づいていれば…。)

何故かと言うと、羽化までの時間が2週間近くかかるので、蛹が付いた葉が枯れてしまうんですよね。

そうなると絵的に使えなくなってしまいます。(実際そうなりました。)

最悪、葉が落ちてしまう可能性があるので、そこは落ちないようにボンドで補強。

とりあえず今後の参考にするために資料として観察することにしました。

ところが、問題点がもう一つ。

次の写真、矢印の先を見てください。

蛹になった時は気づかなかったのですが、三角形の穴が開いています。

可能性としては何かが寄生した?または蜘蛛などが…。

この場所は右翅の先端なので、羽化出来ても完全な『オオムラサキ』の成虫にはなれないはずです。

もし寄生されていたら、羽化することさえ出来ないですしね。

 

結果は昨日、朝から黒っぽく色変わりが始まり羽化の兆候が見え始めました。

夕方、急ぎのの書類集めを終えた帰宅したところ、まさに蛹から出たばかりの『オオムラサキ』が…。

5分、遅かったですね~。

ところで右翅は…?(まだ解りません。)

あ~っ、やっぱり翅の先端が…。

でもこれなら、飛ぶことは出来るかもしれませんね。

晴れたら、表に放してあげるつもりです。

この色は雌ですね。

『一太郎』ではなく『花子』でした。

 

とりあえず残念な結果に終わりましたが、次の参考にはなりました。

残りの2頭が羽化するのは20日頃の予定です。

でもこの時期に羽化してもペアになるオオムラサキは既に…。

可愛そうですが、どうにもなりません。

 

写真撮影への復帰にはもう少し日にちがかかりそうです。

それにしても、疲れた~。(-_-;)

 

 

 

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