MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

7個の卵が無事に孵化しました。(ナミアゲハ)

2015年04月30日 | 昆虫

23日に産み付けられたナミアゲハの卵が、昨日、羽化しました。

6個だと思っていたら、朝見ると幼虫が7頭いたんですよね。(^^;)

私のデータから予想すると、最初の羽化は5時から6時の間のはずですが、気の早い幼虫がいるので2時半起床で待機しました。

4時過ぎになっても気配がないので、1時間程仮眠して5時半頃見に行ったところ、狙っていた卵に穴が開き始めていました。

ギリギリ、セーフ!!(^^)

これは前の日の8時に撮ったものです。

産み付けられた時は白い卵が黄色になって、孵化が近いことが解ります。

5時49分 大分大きな穴になってきました。

5時51分 1齢幼虫の誕生です。

6時01分 出てきた卵の殻が最初のお食事になります。

EOS7D MarkⅡ + MP-E65mm F2.8  1-5×マクロフォト(2倍モードで使用)  ISO200  1/250  F11  スピードライト270EXⅡ(ディフューザー使用)

今回は初めてEOS7D MarkⅡを昆虫マクロに使ってみました。

結局、7個の卵の内で撮れたのは静止画1、動画2の3パターンでした。

せめて動画をもう一つ…撮りたかったですね~。(^^;)

1日経ったら、こんな感じになりました。

大きさは2~3mmと言ったところでしょうか。

朝から元気にミカンやサンショウの葉を食べています。

これから約1ヶ月、蝶になって飛び立つまで面倒を見ることになりますね。(^-^)

とりあえず今回は、1日で半徹夜待機が済んでホッとしています。

 

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今春のツマグロヒョウモンは、これで打ち止め!

2015年04月28日 | 昆虫

4月5日にツマグロヒョウモンの蛹化の記事を上げましたが、その蝶がやっと今朝、羽化しました。

真夏なら蛹の期間は10日足らずなのに、今回は24日もかかりました。

春の時期は夏に比べて2倍近くの時間がかかるのが普通です。

それでもこの長さは4月前半の寒さが大きく影響してるのかもしれませんね。

それでも今朝、羽化の兆候である、蛹の中が透けて見え始めていたので、そろそろかな?と見ていました。

一応、写真を撮れる体勢にはなっていましたが、昨年の秋、ツマグロヒョウモンの羽化は十分撮れているので、あまり神経は使っていませんでした。

6時少し前に「チョウチョが出ちゃってるよ~。」と言うカミさんの声が…。

「ああ、やっぱりね。」と、気楽な私。

最近、羽化が失敗続きだったので、今回は無事に飛び立ってくれればそれで満足なんですよね。

とりあえず蝶になったところの記念写真だけでも撮っておきましょう。

5時10分 翼が透けて見えるのが解るでしょうか?(昨晩はこれが真っ黒な状態でした。)

7時10分 完全に翼が伸びきった状態です。 これでもう安心ですね。(^_^)v

今回の使用機材は OLYMPUS E-M5です。

レンズは敢えてM-ED 60mm F2.8 Macro を使わずM-ED 12-50mm F3.5-6.3 標準ズーム(安いヤツです。)を使ってみました。

以前、私は数種類のマクロレンズのテストをしたことがあり、このレンズはあるマクロレンズより解像度が良かった…と言う結果がでていたからです。

今回も蝶がジッとしている間に拡大写真を撮って見ました。

翅の拡大です。 鱗粉の模様は自然の芸術品だと思います。

複眼が解像するところまで拡大してみました。 

この2枚はクリックすると1000×750pixに拡大されます。

OLYMPUS E-M5 + M-ED 12-50mm F3.5-6.3 (マクロモード) + FL36R(ディフューザー使用) ISO200  1/125  f/7.1

これで春のツマグロヒョウモンシリーズは終わりです。

でも、今日になってビオラのプランターを再確認したら、終齢の大イモが2頭、小イモが3頭、まだ5頭もノンビリしてました。

面倒見切れないので、後は成り行き任せ、もう知りませ~ん。(-_-;)

さあ、本命アゲハチョウの撮影準備です。

あまり張り切ると、ろくな事無いんですけどね~。(^^;)

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今は耐える期間

2015年04月27日 | カワセミ

交替で抱卵をしている間は、あまり派手なパフォーマンスは期待出来ません。

たまに間違って連続飛び込みをしてくれたり、ホバリングをしたりするのを待つしかないようです。

明日からはアゲハチョウの撮影待機になりそうなので、今日は午前中だけでもカワセミの顔を見ておこうと思い池に出かけました。

予想通り、雄雌が交替で来てくれても、写真になるような飛び方をしてくれません。

どうもタイミングが悪く、水出の瞬間は遅れたり、ピン甘だったりで…、何とか小さいサイズのブログ用が2~3枚撮れただけでした。

気合いの入れ方が足りませんよね~。(^^;)ゞ

雄のトベラどまり

雌のトベラどまり(ネタがないので…)

9時16分 雌の飛び込み ISO400  1/1000  f/6.3

9時38分 同じく雌の飛び込み  ISO400  1/1000  f/6.3

10時10分 珍しくピラカンサのお休みどころから飛び込み  ISO400  1/1000  f/6.3

…って気が付いたら、今日の飛び込みは雌ばかりですね。

11時15分終了。

連休も始まるので、次に行けるのは何時になるでしょう?

 

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昆虫シーズンの始まり

2015年04月25日 | 昆虫

自然写真を撮り続けていると、ゆっくりと…でも確実に季節が進んでいくのを感じることが出来ます。

その自然写真(昆虫写真)を撮るために、自宅のベランダには蝶の好む花や幼虫の食草を、カミさんの協力の下に準備しています。

例えばミカン、サンショウ(ナミアゲハ)、ウマノスズクサ(ジャコウアゲハ)、スミレ類(ツマグロヒョウモン)等です。

スミレなどは放っておいても種が芽を出して、毎年ツマグロヒョウモンが産卵をしていきます。

ウマノスズクサの栽培は2年目ですが、残念ながら昨年はジャコウアゲハの姿を見ることは出来ませんでした。

今年、撮影の本命はアゲハチョウ(ナミアゲハ)の動画です。(もちろん、静止画も撮ります。)

予定では4月下旬はナナホシテントウの撮影予定でした。

ところが何故か今年はナナホシテントウがやって来るはずの場所に姿が見えません。

4月が寒かった事が原因なのかも知れませんね。

そんなことを考えているうちに一昨日、予定より早くアゲハがやってきて温州ミカンとサンショウの木に産卵していきました。

改めて調べたところ、ミカン、サンショウそれぞれ3個ずつの卵が見つかりました。

サンショウの木に産み付けられたアゲハの卵です。(直径、約1mm)

おそらく5日~1週間で孵化するでしょう。 EOS7D + EF100mm F2.8L   ISO400  1/125  f/4

また半分徹夜の日が続くことになりそうですね。(^^;)

 

話は戻りますが、先日、蛹化写真をアップしたツマグロヒョウモンの羽化する時期が近づいて来ました。

他は全部脱走してしまい、この個体が最後だったはずなのに、木曜日の朝ベランダに出て見たところ、ゴミ用のポリ袋に何か付いています。

…そうなんです、脱走したはずのツマグロヒョウモンがこんなところで蛹化していました。

タテハチョウ科の蛹はぶら下がり型なので、蛹が割れた後、自重で下に出てきます。

でもこの蛹は平らなところにあるので、このまま羽化するとまた翅が伸びずに羽化失敗…となる可能性が高そうです。

仕方がないのでポリ袋を四角に切って、サッシの裏側にガムテープで留めました。

見た目は良くありませんが、写真を撮るつもりはないので、無事に羽化さえしてくれればOKです。

餌をあげて冬越しさせた手前、最後まで面倒見てあげましょう。(^^)

 

話はこれで終わりではありません。

ツマグロヒョウモンはこれで最後のはずだったんですが…。

一昨日の午後帰宅すると、カミさんが「イモちゃんの幼虫がまたいたよ。」…ですと。

どうやら、いないと思っていたもう一株のビオラの中に隠れてていたようです。

それも3頭も…。(^^;)

成長が遅く1頭は終齢でしたが、まだ3齢程度の小さなものもいました。

1頭がプランターから落ちて歩いていたので、アゲハの卵が産み付けられたサンショウの植木鉢にあるスミレにお引っ越し。

今日の夕方の状況です。

何故かサンショウの枝が気に入ったらしくここでお休みです。

イモムシとは言え、生まれた時から家にいる生き物には情が移ってしまいますね。

せめて無事に羽化して欲しいと思っているのですが…どうなるでしょう?(^^)

これから半年、また昆虫達相手の生活が続くことになりそうです。

 

 

 

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雄のダイビング

2015年04月24日 | カワセミ

池のカワセミは雄雌が交替で餌捕りに来ていますので、抱卵は今のところ順調なようです。

ただ雌については、来ても写真になるようなパフォーマンスが少ないので、必然的に雄に期待!となってしまいます。

最近、雄はここ、奥のヤナギの高さ約10mからの飛び込みが多いようですね。

今日の飛び込み、最初は例によって位置取りが悪く、後姿ばかり…。(-_-;)

それなら、と右に10mほど移動してスタンバイ。

8時4分 10連写の内4枚 ちょっとカメラを振り遅れたので、水出の瞬間には間に合いませんでした。  ISO400  1/800  f/6.3

9時21分 10連写の内3枚  真横でしたが、魚は捕れていませんでした。  ISO400  1/1000  f/6.3

9時23分 8連写の内3枚  やっと魚をゲットです。  ISO400  1/1000  f/6.3

午後の予定があったので、10時で早上がり。

暫くカワセミはこんな状況が続くのでしょうね。

 

今年は予想外に早く、昨日、アゲハがベランダのミカンとサンショウに産卵していきました。

どうやら来週からは昆虫メインの撮影体勢になりそうです。

それでも週に1回はカワセミに会いに行きたいとは思っているのですが…どうなるでしょうね?

また、寝不足が…。(-_-;)

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