MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

2017年総集編(蝶編)

2017年12月30日 | 昆虫

今年のブログはこれで“最終回”となります。

振り返ると、予定以上に昆虫の“孵化”や“羽化”などの『生態写真』を撮ることが出来た一年でした。

しかし今回、変態シーンは除いた中から、絵的に気に入っているものを選んでアップしてみたいと思います。

ただ今年はトンボの良い写真が少なかったので、今回は『蝶』に絞ってみました。

 

では今年も6月に出かけた沖縄県石垣島の蝶から。

①オオゴマダラ 撮影:6月28日 OLYMPUS E-M5 + ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14    ISO400  1/500  F5.6

沖縄の蝶といえばこれ、日本最大種の一つです。

大型で優雅に舞う姿を見ると沖縄に来たことを実感します。

②ツマベニチョウ 撮影:6月29日 OLYMPUS E-M5 + ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14    ISO400  1/1250  F5.6

赤い花(サンダンカやハイビスカスなど)が好きなツマベニチョウです。

翅が完璧な“雌のツマベニチョウ”を撮れたのは今回が初めてでした。

③スジグロカバマダラ 撮影:6月28日 OLYMPUS E-M5 + ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14    ISO500  1/640  F5.6

沖縄に来てセンダングサを探すと、よく見ることの出来る蝶です。

ごくまれに迷蝶として本土で見られることもあるとか…。

 

次は関東で捕った蝶です。

④カラスアゲハ 撮影:9月25日 EOS7D MarkⅡ + EF70-300mm F4-5.6 + EF1.4×Ⅲ    ISO500  1/800  F4.5

アザミの花で吸蜜するカラスアゲハです。

横向きだとクロアゲハやジャコウアゲハなど黒いアゲハと区別が付きにくいのですが、翅を開くとカラスアゲハの美しさが際立ちます。

⑤カラスアゲハ 撮影:9月25日 EOS7D MarkⅡ + EF70-300mm F4-5.6 + EF1.4×Ⅲ    ISO500  1/800  F4.5

おそらく若い雌の個体でしょう、青緑色の鱗粉が美しく輝いています。

⑥アサギマダラ 撮影:9月25日 EOS7D MarkⅡ + EF70-300mm F4-5.6 + EF1.4×Ⅲ    ISO500  1/1000  F6.3

オオバショウマで吸蜜する“渡り蝶”アサギマダラです。

9月にこの蝶が渡ってくるのを待って群馬県まで出かけ、3年ぶりに数多くのアサギマダラを撮ることが出来ました。

最後にこの蝶を、私の好きなマクロ撮影で1枚。

⑦アサギマダラの頭部 撮影:9月25日 EOS7D MarkⅡ + Tamron SP90mm Di MACRO + スピードライト 270EXⅡ    ISO200  1/200  F11

フジバカマで吸蜜しているところをマクロレンズを使って撮影しました。

レンズは“伝統の名玉” Tamron SP90mm を使いましたが、やはり雰囲気の良いレンズですね。

 

毎年思うのですが、来年こそもう少し昆虫に力を入れたいです。

 

皆様、今年も1年お世話になりました。 

来年もお時間がございましたら遊びに来てやってください。

良いお年を!

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有終の美…飾れず。

2017年12月29日 | カワセミ

2017年総集編(蝶編)の前に、今年最後のカワセミレポートです。

何とか最後に“今年の締め”と言えるような1枚が欲しかったのですが、結果は散々でした。(T_T)

最初は予定通り来てくれたのに飛び込みをミスショット。

…これで終わってしまいました。

7時44分 この娘はお立ち台に全くとまってくれません。 ISO320  1/1000  F5

飛び込みをミスった後の石どまり。

7時45分 一応、小さな魚を捕ったようです。 ISO640  1/1000  F5

その後はいつものパターンで、来ても何もせず待機だけ。

たまにお休み処から絵にならない場所にダイブ…。

10時26分 おまけに後ろ向きばかりなので欲求不満だけが残ってしまいました。 ISO400  1/1250  F5.6

11時終了。

 

これで今年のカワセミ撮りは終了です。

来年は良いパフォーマンスを見せて欲しいのですが、どうなるでしょうね?

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2017年総集編(カワセミ編)

2017年12月27日 | カワセミ

2017年も残り僅かになってきました。

例年ですと『2017年お気に入りBEST5』となるのですが、今年のカワセミに関しては、お気に入りと言える写真があまり見つかりません。

その代わりに予想外のラッキーショットがいくつか撮れたので、そちらを主に、今年ブログにアップした写真の中から選んで総集編とさせていただきます。

 

最初は今年唯一のお気に入りと言える写真、私好みの1枚から。

眼力(めぢから) 2月18日撮影 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ USM + EF2×Ⅲ   (ISO400  1/320  F6.3) (2800×2100pix.でトリミング)

飛型もバックも好みの1枚なのですが、私が最も好きなのは題にもあるです。

キャッチライトが眼球の“前側ちょっと上”に入ったので、余計に眼光が鋭く見えるのかもしれませんね。

 

② シンクロナイズドダイビング 3月18日撮影 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ USM + EF1.4×Ⅲ   (ISO400  1/1600  F6.3)

今年1番のラッキーショットと言える1枚です。

木の上に雄雌2羽が並んでとまっていて、そこからほぼ同時に飛び出し、殆ど同じ場所にダイビング。

照準器で、狙っていた雄を追いかけながら「えっ、2羽同時!」と驚いたのを今でも覚えています。

これぞ“撮れちゃったで賞”…かな?

 

③水出飛型点99点! 11月1日撮影 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ USM + EF1.4×Ⅲ   (ISO500  1/1250  F5.6)

魚を捕らえて水中から出た瞬間のショットです。

カワセミに魅せられてこの池に通い始めてから丁度6年、これに近いショットは何度も撮れたのですが、ここまで条件が揃ったのは初めてでした。

上方に伸びた翼、アイキャッチ、水面スレスレの尾羽、そして何より捕らえた魚が大きくて頭が上向きになっていることです。

これでバックがダーク、またはグリーンだったら120点なんですけどね~。

 

 水出飛型点98点! 11月17日撮影 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ USM + EF1.4×Ⅲ   (ISO320  1/1250  F5.6)

③を撮ってから僅か16日後、撮れる時はこんなものですね~。

ちょっと尾羽が水面から離れてはいますが、魚の頭が手前になっていることと飛型に関しては躍動感のあるこちらの方が私好みかも…。

 

⑤ 満開のピラカンサに 5月18日撮影 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ USM + EF1.4×Ⅲ   (ISO500  1/1600  F6.3)

この池を有名(?)にしている“ピラカンサ”ですが、真っ白な花が満開の時期は1週間もありません。

横向きではありますが、なんとか翼を広げた飛びつきが撮れました。

 

番外編としてピラカンサのお立ち台が変化していく様子を、⑤の写真も含めて合成してみました。

 お立ち台の5ヶ月 5月18日~10月18日撮影 EOS7D MarkⅡ + EF300mm F2.8L ISⅡ USM + EF1.4×Ⅲ 

4枚をPhotoshopでサイズと色調整後合成して10月23日のブログに載せたものです。

あらためて季節の変化を見直してみると、月日が過ぎ去って行くのがより速く感じられます。

 

今年ののカワセミ総集編、如何でしたでしょう?(結局は殆ど飛びモノばかりでしたね。)

御感想、御批評等お聞かせいただければ幸いです。

来年もラッキーショットが撮れるでしょうか?

次回は『昆虫編』(おそらく『蝶編』になるはずです。)の予定です。

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寂しい年末になるかも…?

2017年12月26日 | カワセミ

今年も残すところ、あと5日。

何とか最後に良い絵をモノにしたいのですが…。

前回、何度もホバリングを見せてくれた雄カワセミが、突然、全くその気配を見せなくなってしまったようなのです。

念のため朝一で前回の場所へ行ってみましたが、やはり1時間待っても全く姿を見せる気配がありません。

ここは早めに諦めてピラカンサ池に移動。

でも、こちらも調子が良くないという噂です。

縄張りを張っている雌カワセミが代替わりしてから、この傾向が続いているらしいのです。

もしかして、今日は一度もカワセミを見ずに帰ることに…?

いや、それだけは何とか避けられました。

8時46分 すっかり実を食べ尽くされたピラカンサの枝にやって来た、新ピラカンサ池の雌です。 ISO320  1/1250  F5.6

でも、結局飛び込まず飛んでいってしまいました。

次にやって来たのは丁度1時間後。

9時48分 同じ場所からダイブ! ISO320  1/1250  F5.6

久しぶりに二兎狙いにトライ。

でも…。

やっぱり遅れた~。 おまけに位置取りミスで後ろ向きNG! ISO320  1/1250  F5.6

まあこんなもんでしょうね。

ワンチャンスを逃がしてガックリ。

年内にもう1度トライしてみようと思っていますが、この調子では期待しても無理かもしれませんね。

 

そんなわけで次回は今年のお気に入りショットを『カワセミ編』と『昆虫編』に分けてアップしようと思っています。

でも今年、何故かカワセミのお気に入りショットが殆ど無いんですよね。

…となると、お気に入りショットでは無く…。(どうしよう?)

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下流のカワセミは、やはりダメ…?

2017年12月22日 | カワセミ

モズにやられた下流のホバ雄君、やはり体が持たなかったようですね。

昨日は全く姿を見せなかったそうです。

と言うことは…、やはりダメだったんでしょうね…。

 

そして今日。

さて、行き先は…と。

あまり好調との噂を聞かないピラカンサ池か、上流側の川か、今日はどちらに行きましょうか?

公園の駐車場前まで悩んでいたところ、常連さんの一人Iさんが機材を持って上流側に歩いて行くところが見えました。

それなら私もとりあえずそちらに…。

ただ、ここも先月末には、カワセミはいるものの殆ど通り過ぎるだけで何もせず…と言う状態でした。

不安を抱えながら撮影位置に行ってみると、先ほどのIさんの他にはOさんとSさん3人だけ。

話によれば池の方に二人行っているとのこと、今日は少ないですね~。

やはり下流の雄のことを聞いて、常連さん達も出かけることに二の足を踏んでいるのかもしれませんね。

ただすぐにその不安は飛んで行きました。

カメラを準備すると、まもなく上流側のセンダンに雄カワセミが飛来。

撮影機材:EOS7D MarkⅡ + EF300mm 1:2.8L ISⅡ USM + EF2×Ⅲ

いかにも飛び出しそうな雰囲気です。 ISO400  1/320  F5.6

即飛び出してホバリング開始。

7時45分 ホバ無し飛び込みを予想していたので、ちょっとSSが速すぎました。 ISO800  1/800  F5.6  (7連写の内2枚)

一度飛び去り、再びセンダンからホバったと思ったら、これが雌でした。

8時03分 拡大するまでは先ほどの雄だとばかり思っていました。 ISO400  1/320  F5.6

この雌を雄が追い出して、ここから連続ホバリング。

ここから方向転換。

魚がいないのかな?

8時13分 これだけホバってくれるとは…嬉しい誤算です。 ISO0  1/320  F6.3  (19連写の内3枚)

8時19分 まだまだ続きます。  ISO200  1/320  F6.3  (17連写の内2枚)

8時24分 今度は正面向きで。  ISO320  1/320  F6.3

この後は、やって来ても飛び去るだけで「もう終わりかな?」と言う雰囲気が漂い始めた10時過ぎ。

またホバリングが始まりました。

ところが逆光のせい?それともカワセミが動くから?(やはり腕のせい?)とにかくピントが来ないのか、被写体ブレなのか、ボケ写真の連発になってしまいました。

その中から何とか使えそうなのを選んで…。

10時07分 他の写真は殆ど削除! でも今日は撮れたことが予想外でしたので贅沢は申しません。 ISO200  1/500  F6.3  (24連写の内2枚)

とりあえず納得して11時終了。

 

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