MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

ピラカンサ池に場所を移動

2022年09月28日 | カワセミ

日中の日差しは相変わらず夏の強さを維持していますが、朝の涼しさはまさに秋!

ついこの間まで日陰を探して待機していたのが嘘のようです。

今日はカイツブリ以来のカワセミ狙いでピラカンサ池へ場所替えです。

ガマ池は雄カワセミの縄張りですが、こちらは雌カワセミが池の主。

今のところ少々物足りないのは、ダイビングがあまり期待出来ないことでしょうか。

桃バックの枝にとまることが多いので、そこに置きピンでスタンバイ。

同じ場所でも時間が経つにつれ、全く雰囲気の違った絵になります。

撮影機材:OM SYSTEM OM-1 + ED150-400mm F4.5 TC1.25× IS PRO

6時17分 背景だけに日が当たり、カワセミは暗い、という少々厳しい条件です ISO2500  1/1000  f/4.5 焦点距離:400mm

ここから1時間半程経つと…。

7時51分 全体が順光の絵になります ISO1000  1/1600  f/5.6 焦点距離:500mm

全く雰囲気が変わりますよね。

 

撮影場所を90度左側に移動して撮影。

6時37分 時間的には1枚目とあまり変わりません ISO5000  1/1250  f/5.6 焦点距離:500mm

 

次はこの枝の下にある、シロシキブどまりです

9時08分 後で気づいたら、後にダイサギが写っていました ISO1600  1/1600  f/5.6 焦点距離:400mm

 

最後に飛びものを1点。

7時51分 桃バックへの飛びつきです(置きピンで鳥認識AF、ワイヤレスリモコン使用) ISO1000  1/1600  4.6.5 焦点距離:400mm

今日は飛びものに関しては不作でした。

オマケに本命『お立ち台どまり』は1度も無し。

まあ、涼しくなるこれからが狙い目と信じて通うことにします。

9時30分終了。

 

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カワセミの水浴び(飛び出し→飛びつき)

2022年09月26日 | カワセミ

カワセミは魚を捕って食べた後、何回か飛び込んで水浴びのような動きをします。

一説には嘴に着いた魚のウロコを落とすため…などと言われています。

では今日もお馴染みのガマの穂どまりから。

8時54分 ここにとまると、中々動かないんですよね ISO640  1/1600  f/5.6 焦点距離:400mm

 

ここのガマ池にある石に魚を捕った後とまると、かなりの確率で水浴びをします。

この時、飛び込んでまた元の場所に戻るので、これを連続で撮ってみることにしました。

撮影機材:OM SYSTEM OM-1 + ED150-400mm F4.5 TC1.25× IS PRO

1回目(20連写の内15枚)(全て左から右へ)

7時40分 横向きを期待していたのですが… IS1000  1/1600  f/5.6 焦点距離:300mm

 

2回目(20連写の内10枚) (上段 右から左へ、下段 左から右へ)

7時54分 連続して2回目の水浴びです ISO1000  1/1600  f/5.6 焦点距離:300mm

何とか2回分、予定の連続ショットが撮れました。

 

最後はガマの穂からの飛び込みです。

9時25分 魚は捕りましたが、この位置からだと半逆光でしたね ISO1000  1/1600  f/5.6 焦点距離:150mm

 

今日は、ほぼ予定通りやって来てくれはしましたが、「これは!」というパフォーマンスが見られませんでした。

まあ、来てくれただけでも良かった…かな?

 

   

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赤城山のヒョウモンチョウ

2022年09月23日 | 昆虫

今週も週末は台風がやって来そうです。

当然、新ネタでのブログの更新が出来ないので、赤城山周りで撮った残りの写真で更新します。

アサギマダラを撮りに行くといつも近くで見るのがミドリヒョウモンです。

今回も予定通りこの蝶は抑えられました。

撮影機材:OM-D E-M1 MarkⅢ + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14

ミドリヒョウモン♀ ISO1250  1/500  f/6.3 焦点距離:130mm

ミドリヒョウモンの雌(暗色型)です。

雌には他に雄と似たオレンジ色の個体もあります。

ミドリヒョウモン♂ ISO320  1/500  f/6.3 焦点距離:150mm

雄の特徴は前翅にある4本の黒い性標です。

ミドリヒョウモンは栗の花の季節、狭山丘陵でもよく見ることが出来ます。

 

ウラギンスジヒョウモン♀ ISO800  1/250  f/7.1 焦点距離:150mm

この蝶、名前も良く似たオオウラギンスジヒョウモンと区別が大変難しいです。

黒い模様の隙間が多いことからウラギンスジヒョウモンとしましたが、ちょっと自信がありません。

これは雌ですが、雄にはミドリヒョウモンと同じような性標があります。

 

実際ヒョウモンチョウの仲間は、姿が非情に良く似ており、特に雄は区別がつきにくい姿をしています。

参考のために、都内で最近一番よく見られるヒョウモンチョウ、ツマグロヒョウモンの雄を以前の写真から見てみましょう。

ツマグロヒョウモン♂ ISO1250  1/500  f/6.3 焦点距離:130mm

如何でしょう?

ちょっと見た目には区別がつきにくいですよね。

 

オマケを一つ、キノコの写真を…。

タマゴタケ ISO1600 1/125  f/6.3 焦点距離:65mm

この状態で高さ20cmほどある大型のキノコです。

この色ですから目立ちますよね。

もちろんこれは毒キノコ!……じゃないんです。

タマゴタケという名の立派な食用キノコなんです。

実は、ン十年前、岩手県の花巻市に出張していた時、キノコ採りの名人が採ってきて、「美味しいから食べてみろ。」と言われたのですが…。

何しろ黄色とオレンジ色ですからねえ~。

躊躇した末、大丈夫という言葉を信じて食べたら…「うまい!」

香りが強く、なかなか美味しかったですよ。

まあそんな事を思い出したキノコでした。

 

次に撮影に出るのは月曜日くらいでしょうか?

 

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名残の待宵草に…

2022年09月21日 | カワセミ

先週の月曜日以来のカワセミ撮影です。

ガマ池には、終わったはずの待宵草がチラホラ。

その僅かな花にとまるんですよね、これが…。

朝一は、まずガマの穂から。

8時47分 ガマの穂はショボくなっても、やはりここがお気に入りのようで ISO2000  1/1250  f/4.5 焦点距離:400mm

 

石の上からの飛び出しと、飛びつき。

7時59分 飛び込みも狙ったのですが、飛び込んだところが遠すぎました。 ISO3200  1/1250  f/4.5 焦点距離:400mm

 

7時59分 何とか魚を咥えたところは撮れました ISO3200  1/1250  f/4.5 焦点距離:400mm

Mさんの作戦通り、待宵草どまりです。

9時07分 ここは三脚を立てているところの目の前なんですよね ISO1600  1/1600  F/5.6 焦点距離:300mm

 

この子達は生まれた時から人間を見慣れているせいか、全くのマイペースで、人間が近くにいても気にしません。

おかげで私達も楽しませてもらっているんですけどね。

久しぶりの割には、まずまずでした。

9時半終了。

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フォーカスブラケット+深度合成(アキアカネ)

2022年09月19日 | 昆虫

ちょっと横着をしたため、後で後悔する羽目になりました。

折角、小型の三脚を持って行ったのに、「まあ、今日は無いだろう…」と、車の中に置いて行ってしまったのです。

持って行けばアキアカネの複眼撮影が、大分楽だったのに…。

 

今日は前回の続き、トンボ編です。

初日の天気予報では曇り時々晴れだったのに、赤城山に近づくにつれ霧雨模様になってしまいました。

目的地の駐車場に11時頃入った時には雨音が聞こえる程。

今からホテルに向かう訳にも行かず、昼食のカツトーストを食べながら車の中で1時間待機。

12時を回った頃から空が明るくなってきたので、傘を差して出発!

草むらに行くと雨は止み、お休み中のトンボ達があちこちに見られました。

撮影機材:OM-D E-M1 MarkⅢ + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14

アキアカネ♀ ISO1250  1/320  f/6.3 焦点距離:210mm

雌の腹部はあまり赤くなりません。

 

アキアカネ♀ ISO3200  1/1000  f/8 焦点距離:200mm

 

アキアカネ♀ ISO640  1/320  f/6.3 焦点距離:140mm

すぐ近くに、別の赤トンボがいました。

コノシメトンボ♂ ISO800  1/320  f/6.3 焦点距離:130mm

良く似ていますけど、翅の先端に黒斑があるのが特徴です。

雄雌共にこの黒斑があるのは、コノシメトンボだけだったと思います。

 

このあたりで、とまっているトンボが多く、私の好きな複眼撮影がやりやすい状況に気付き…(三脚を持ってくれば良かった~。)

仕方ないので、手持ちでフォーカスブラケット深度合成で撮ることにしました。

これはマクロ撮影に有効な撮影方法です。

マクロですと被写界深度が非常に浅くなり、トンボなどは頭にピントを合わせると、当然後の方はピンボケ状態になってしまいます。

そこで、ピントを合わせたい位置から、前後に等間隔で数枚から十数枚撮影し、カメラが自動的に合成してくれる便利な機能です。

私の設定は 撮影10枚(最大15枚) フォーカスステップ4(10段階の、真ん中よりちょっと狭め)となっています。

只、ちょっとブレが大きいと、非情にもカメラが「合成出来ませんでした…」と言ってきます。

アキアカネ♂ ISO1000  1/500  f/8 焦点距離:170mm

普通にトンボを撮った場合、頭のあたりにしかピントが来ないと思います。

深度合成と解るのは、左の前翅が2重になっていることでしょう。

おそらく露出中に風で動いたのか、トンボが動かしたのか…?

やっぱり手持ちは結構キツいので三脚があれば…。

これの複眼部分を拡大して見ます。

一応、個眼が見える程に解像しています。

やはりこれは三脚を立ててマクロレンズで撮りたかったですね。

 

ここに来ると毎回オニヤンマを撮って帰っていました。

ところが今回、姿は良く見るものの、雨上がりの休養明けでトンボが元気すぎ、全くとまってくれません。

もうちょっと色々撮りたかったのですが、13時半頃からまた雨が降り始めたので、14時で終了。

折角、群馬県まで来たのに残念です。

お楽しみは次回に撮っておきましょう。

次は残りの蝶などで最終回です。

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