MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

チョッピリ秋の便り(マユタテアカネ)

2018年08月30日 | 昆虫

暑~い!カワセミも昆虫も出が悪~い!(×××ルーペのCMみたいですね。)

と言うわけで撮影に出かける回数が激減です。

それでも週一ペースで変化の兆しを見つけに出かけてはいるのですが、やはりまだ好転する気配はありません。

今日も期待せずに狭山丘陵まで出かけてみました。

予想通り変化は見られませんでしたが、久しぶりに小型のトンボが歩道脇にとまっていました。

これは、翅端に黒色斑のあるトンボは…リスアカネ?コノシメトンボ?

おや?顔の前に黒い模様が見えますね。

これはマユタテアカネの雌、秋に多く見られるトンボです。

今日も暑い日ですがなんとなく秋を感じさせてくれますね。

 

このマユタテアカネはアキアカネより小さめのトンボですが、頭部をアップしてみると複眼の一つ一つ(個眼)が結構大きいんです。

以前撮ったマユタテアカネの頭部、それと比較のためにアキアカネの頭部も見てください。

『マユタテアカネ』の頭部 顔の前にある名前の由来、眉の模様が解りますね。

『アキアカネ』の頭部 マユタテアカネより一回り大きなアキアカネですが、個眼はこちらの方が小さい事が解ります。

因みに身体の大きなヤンマ類の個眼はさらに小さくなっています。

 

今年は暑さのせいで昆虫写真が予定の半分ほどしか撮れていません。

来月には一度、北関東に出かけてみたいのですが、今年は台風が多いんですよね。

今年はこのまま遠征無しで終わってしまうのでしょうか?

 

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オオムラサキが、やっと4齢幼虫に

2018年08月25日 | 昆虫

7月6日に3齢幼虫になった『一太郎』が一昨日の21時頃、やっと4齢幼虫になりました。

3齢→4齢に48日もかかったんですね。

『アカボシゴマダラ』や『ゴマダラチョウ』は1週間かからずに3齢幼虫を終わったので、同じ仲間とは思えない違いです。

まあ一年の中で世代交代する回数が違いますので、当たり前と言えば当たり前なんですが…。

8月20日 17時30分 珍しくエノキの葉を食べている『一太郎』君(3齢幼虫)です。

8月24日 14時15分  4齢幼虫になりました。 写真では大きさがよくわかりませんね。

胴体は明らかに一回り太くなりました。

相変わらず“寝てばかり”なのは変わりません。

こうなると4齢から越冬幼虫に変わるのか、それとも5齢幼虫になるのか、何しろ『オオムラサキ』の飼育は初めてなので解らないのは仕方の無いところです。

でも今年データをとれたとしても、果たしてもう一度撮る気になるかどうかは解りません。

ここまできたらやるっきゃ無い…のですが。

 

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今日の(良くない)カワセミレポート

2018年08月23日 | カワセミ

毎度お馴染みの言葉…『昨日はまずまずだった』そうです。

そして今日は…。

例によって、ほぼネタ無しに終わってしまいました。

原因は、新しく池に入ってきた雌の幼鳥と縄張り争いが始まったことかもしれませんね。

07時22分 ピラカンサの中央にとまってここから飛び込み。(このときまでは期待出来そうだったんです。)

07時23分 でも、いつも通りカメラを振り遅れて水出ショットは無し。

 

しばらくしてから北の小池で、新旧雌のにらみ合いがありました。

8時51分 この右側に新しい雌がいます。

結局、追いかけっこだけで、期待しているようなパフォーマンスは見られず終い。

今日も暑い思いをしただけでした。(残念!)

10時半で終了。

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飛びものが撮れません

2018年08月21日 | カワセミ

一昨日、昨日とまずまずの状況だったようなので、カワセミ撮りに出かけてきました。

でも好調は3日と続かないようで、やはり今日もダイブなどの飛びものはゼロに終わってしまいました。

6時半に着いた時、既に欄干に雌の幼鳥がとまっていたのですが、例によって今日もパフォーマンスは何も無し…だそうです。

欄干から南西側の石にカワセミが移動したので、近づいて見ることに…。

この幼鳥の良いところは、人をあまり怖がらないことなんですよね。

10mほどの距離から石どまりを撮って、少し拡大して見ました。

06時43分 EOS7D MarkⅡ + EF300mm f2.8L ISⅡ USM + EF1.4×Ⅲ     ISO1000  1/1000  f5(2000×1500pixでトリミング)

ここの縄張りを確保しそうな雌の幼鳥です。

胸の羽毛はまだ茶色ですが、足の色は大分赤くなってきましたね。

ここから欄干の陰に飛び込み。

これでは撮る側としてはどうしようも無く、カワセミは飛び去り、そのまま2時間待ち。

待っている間に、通路を『コジュケイ』がピラカンサ島へ渡って行きました。

朝の内、林の中で3羽の雛が一緒にいたそうなのですが(Nさん談)雛たちは何処に?

08時35分 子供達は何処に置いてきたの? ISO800  1/1250  F5.6

この後、カワセミは北東側の小池にやって来ましたが、またもや何もせず駐車場下の池から川方面へ…。

09時41分 毛繕いをしていただけ…でした。 ISO1000  1/200  F5.6

前回、良い飛び込みを撮ったのは何時だったか…記憶にありません。(認知症のせいではありませんよ。)

気長に通って待つしか無いんでしょうね。

 

昨日までの涼しさは何処へ行ってしまったのやら?

また暑さが戻ったピラカンサ池でした。

10時半終了。

 

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暑さ、一段落。

2018年08月18日 | 昆虫

大陸から移動してきた高気圧のおかげで、昨日、今日と涼しい日が続いています。

もっとも今年の夏が異常に暑すぎたせいで、最高気温が30℃くらいでは涼しく感じてしまうのかもしれません。

昨日は風が強かったので休養日にして、今日は狭山丘陵に昆虫の状況を見に出かけてきました。

駐車場付近から『ウスバキトンボ』などが見られたものの、まだ昆虫達の大きな変化は見られません。

『ダイミョウセセリ』 OLYMPUS E-M5 + M.ZD14-150mm F4-5.6    ISO400  1/1000  F5.6

翅の綺麗な『ダイミョウセセリ』を撮っていたら「お~い」と呼ぶ声が…。

先に来ていた、虫友のTさんが三脚を立てて何かを狙っています。

近くに行ってみると、『メハジキ』の花に来ている『ルリモンハナバチ』を狙っているのだとか…。

私も一緒にカメラを向けさせてもらうことにしました。

『ルリモンハナバチ』 水色が美しいハナバチです。 ISO400  1/400  F5.6

ホバリングを狙いましたが、残念ながらブレてました。 ISO400  1/400  F5.6

帰宅後調べたところ、この蜂は托卵的な寄生をする蜂だそうです。

なかなか興味深い生態ですね~。

この後しばらく休んで、お喋りをした後帰宅しました。

今年は『昆虫』も『カワセミ』も出が今ひとつです。

対策は…ありません。

ひたすら待つのみ…です。

それにしても、久しぶりに快適な一日でした。

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