MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

『オオムラサキ』がやってきた。

2018年06月28日 | 昆虫

是非飼育して生態写真を撮りたいと思っていた『オオムラサキ』の1齢幼虫を3頭、養子にいただいてきました。

現在飼育中の『アカボシゴマダラ』、既に羽化した『ゴマダラチョウ』と同じ【コムラサキ亜科】なので、幼虫の形は大変良く似ています。

幼虫の食草も同じ『エノキ』なので、育て方は全く同じです。(その点は楽ですね)

昨日自宅に持ち帰ってすぐ、1頭目が2齢に脱皮する準備に入り、今朝(おそらく4時頃でしょう)2齢幼虫になりました。

とりあえずこの幼虫を【1号】と呼ぶことにします。(あまり面白くは無いですが…)

OLYMPUS E-M1 + M.ZD60mm F2.8 MACRO + FL600R(ディフューザー使用) ISO200  1/125  F/11

ちょっと心配なことは、この【1号】君、あまり食欲が無いことです。

動きも他の2頭に比べ緩慢なので、ちょっと心配です。

このままアウトにだけはなって欲しくありません。

 

他の2頭は現時点で、まだ1齢幼虫です。

結構動き回る【2号】君。

寝てばかりいる【3号】君。

3頭になると飼育は結構忙しくなるのですが、2頭で両方“雌”なんてことを考えると、やはり3頭は必要かと…。

『ゴマダラチョウ』や『アカボシゴマダラ』がシーズン中に3回世代交代するのに比べ、『オオムラサキ』は1回だけです。

そのため1発勝負、と言うか次はまた来年になってしまうので、何とか最低1頭は“美しい紫の翅”を持つ雄の蝶の羽化を見たいと思います。

確率的には3頭いれば、全部雌の確立は1/8ですから何とかなるとは思うのですが、こればかりは…。

そのためにも無事に全部羽化して欲しいですね。

コメント
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