MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

OM-1でカワセミ撮影 その4

2022年03月30日 | カメラ関連

OM SYSTEM のカメラが持っている機能で、私が重宝しているものに『プロキャプチャー』があります。

これはレリーズのタイムラグを無くしてくれる機能で、主に鳥が飛び出す時などに有効です。

OM-1になって若干仕様が変わり、私が常用している“プロキャプチャーSH2”で最大50コマ/秒、シャッターを全押しする前70コマの記録が可能です。

私の設定は 25コマ/秒 プリ連写枚数8枚 枚数リミッター30枚 となっています。

今日は前回と同じ時計台脇の川で、上手くセンダンの枝にカワセミがとまってくれれば“PRO CAP”で飛び出し狙いをする予定です。

一昨日はノーチャンスでしたが、今日は雌に相手をしてもらえない雄がやって来て、まずはホバリングからスタート。

7時23分 正面向きであまり格好良くありませんが… ISO800  1/320  F/6.3

 

7時23分 上から連続の2段ホバーでした ISO1000  1/320  F/6.3

 

ここから予定通りセンダンの枝へとまって、チャンス到来。

7時33分 右から左へ、8枚連続の飛び出しショットです  ISO1600  1/1600  F/4.5

これで今日の予定はクリアーしました。

ここから続いてホバリングへ。

7時33分 飛び出しから連続のホバリングだったので、さすがにホバボタンを押し忘れました。 ISO2500  1/1600  F/4.5

 

7時36分 同じセンダンの枝から飛び込んで大物をゲット ISO1000  1/1600  F/4.5

 

7時36分 給餌用に咥え直して、雌を呼びながらお休みどころへ行ったのですが… ISO2000  1/1600  F/4.5

雌は少し前に超大物を食べてしまったので、来る気配は全く無し!

魚を咥えたままの雄は10分~15分と、ひたすら待ち続けていたのですが、雌の気配はありません。

撮影する私達も雄に付き合っておられず、ここは見切りを付けて下流のホバリングポイントへ移動することにしました。

 

下流のポイントに着いたものの、今日は8時台の飛来は無し。

やっと姿を見せたのが9時20分。

9時22分 2000×1500pixでトリミング ISO640  1/1600  F/5.6

(今までのオリンパスのカメラより、画に艶っぽさを感じるのは私だけでしょうか?)

9時31分 結局ホバリングは見られず、飛び込みを1枚 ISO640  1/1600  F/5.6

 

今日で4回目のテスト撮影ですが、使う程にこのカメラの良さを感じています。

次は何を試して見ましょうか?

10時終了。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OM-1でカワセミ撮影 その3

2022年03月28日 | カメラ関連

OM-1の使用レポート第3弾です。

第3弾と言っても、『鳥認識AFの再確認』なんですけどね。

最初に結論から申し上げれば、カワセミのホバリングに関しての感想は、前回までと同じでした。

鳥へのピントの食いつきは問題なし。

連写していると時々ピン甘が数枚続く事がある。

…と言うことでしょうか?

設定値 AF方式:C-AF+MF     静音連写モード    連写速度:20枚/s AFターゲットモード:Large

               SS:1/320  絞り:F/6.3  ISO:AUTO    被写体検出:鳥

 

今日は早朝撮影の場所を変え、通称“時計台脇”の川に行ってみたのですが…。

予想に反して(いや、予想通りかも?)カワセミは通り過ぎるばかりで、ホバリングどころか魚捕りも無し。

その替わり、こんな鳥がいました。

今日のとまり物です。

機材:OM SYSTEM OM-1 + ED150-400mm F4.5 TC1.25× IS PRO

6時19分 最近は都会にも多く住んでいる、ガビチョウでした ISO1600  1/500  F/4.5

 

7時半でここは諦め、いつもの下流へ移動。

予定通りなら、カワセミは8時半頃現れることが多いのですが…。

今日はそれよりちょっと早く8時20分前。

8時17分 嘴に巣穴作りの名残の泥を付けて登場 ISO400  1/1600  F/5.6

この時は3回程ホバってくれたのですが、風向きが悪く、こちらの立ち位置を変えても顔が見えません。

残念ながら、すべてボツ!

でも9時過ぎにやって来て…

9時03分 バッチリ、横向きでホバってくれました ISO80  1/320  F/6.3 (20連写の内3連写+1)

続いて高度を落として連続でホバリング。

久々の良いホバリングに満足!

9時03分 水面バックになる低高度ホバリングにしては長時間でした。 ISO125  1/320  F/6.3  (41連写の内4連写+1)

 

最後に飛び出しを1枚

9時15分 プロキャプチャーモードに変える前に飛ばれてしまいました ISO320  1/1600  F5.6

 

なんとか今日もブログネタを確保出来たようです。

次から朝一の撮影場所を何処にするかが問題です。

10時終了。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OM-1でカワセミ撮影 その2

2022年03月24日 | カメラ関連

前回に続き OM-1 を使ってカワセミ撮りのレポートです。

しかし今日は早朝のパフォーマンスが全くありません。

雌がやって来て杭にとまり雄を呼ぶのですが、一向に現れない雄に痺れを切らし、結局上流に飛んで行ってしまいました。

「明日から撮影場所の変更も考えなければならないね。」などと話し始め、ふと足下を見ると…。

いつの間にか雄カワセミがとまっているではありませんか。

それも、いつもなら考えられない動きで、階段を私達のいる方へ上って来ます。

8時20分 この解像感、いかに近いかが解ります ISO500  1/1600  F/5.6

8時20分 一番上まで上って来ちゃいました ISO500  1/800  F/5.6

 

一度いなくなりましたが、再度やって来てやっとホバリング開始。

機材:OM SYSTEM OM-1 + ED140-400mm F4.5 TC1.25× IS PRO

OM-1の設定はマニュアルで  SS:1/320  絞り:F/6.3 ISO:AUTO

被写体検出:鳥 AFターゲットモード:Large

これをカスタムモードに入れ、このOM-1から独立したAF-ONボタンに登録してあります。(一応ホバモードと呼んでいます。)

(私は親指AFを使わないので、ホバリングボタンとして使っています。…その割によく押し忘れますけどね。)

最初は残念ながら位置取り失敗で後ろ向き。

8時44分 向こう向かないでくれ~ ISO160  1/1600  F/5.6 

案の定、ホバボタン押し忘れてますね…(やっぱり)

 

続いて2回目。

8時45分 今度は成功、68連写から5連写を抜き出し  ISO80  1/320  F/6.3

今度は決まり!でしたが、やはり途中でピン甘が数枚ありました。

 

ここからまた1時間以上何も無く、予定の10時5分前近く…。

ホバリングは無く、対岸から飛び込んで石の上に着陸。

9時53分 魚を捕りましたが…おや? ISO640  1/1600  F/5.6

9時53分 これは2匹捕りじゃありませんか? ISO640  1/1600  F/5.6

でも、予想通り1匹落としちゃいましたけどね。

 

カワセミの出が悪いので、今日もツバメを追いかけてみました。

設定  SS:1/1600  絞り:F/5.6 ISO:AUTO

被写体検出:鳥 AFターゲットモード:Large

9時21分 青空バックは問題ないようです ISO200  1/1600  F/5.6

 

9時25分  このくらいの水面もOKですね ISO400  1/1600  F/5.6

ツバメの場合は、トリッキーな動きに着いていく方に骨が折れます。

 

2度目の鳥認識AF使用レポートでしたが、十分使えるという認識は前回より増したかもしれません。

この性能で、値段が安くなった…って凄いことだと改めて思いました。

撮影に行く楽しみも、さらに増したようです。

10時終了。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OM-1でカワセミ撮影

2022年03月21日 | カメラ関連

昨日は撮影に出かけず、自宅でOM-1の取扱説明書を読みながら疑問点を解決しようと思ったのですが…。

E-M1Xもそうでしたが、この取扱説明書、最近にしては珍しく350ページ以上もある分厚いものです。

最初は初めから全部見てやろうと思ったのですが、直ぐに飽きてしまい、必要なところだけ…ということになりました。(^^;)ゞ

 

そして今朝、解ったような解らないような気分のまま、結局、撮りながら理解する事に…。

今日も6時台は撮影チャンスが無く、7時台に突入。

ここで雄雌が同時に登場してくれました。

でも予想に反し今日ホバってくれたのは雄。

機材:OM SYSTEM OM-1 + ED150-400/4.5 TC1.25× IS PRO

7時13分 1回目は斜め後ろ方向になってしまったので、急遽川下側に回って撮影 ISO2500  1/800  F/4.5  焦点距離:400mm

この時から鳥認識AFを使っているのですが、ほぼ問題なく鳥に食いついてくれました。

これはE-M1Xの時より、かなり良くなっていると感じます。

7時13分 ここは石垣の前ですが、枯れた葦のゴチャゴチャバックでもOKでした ISO1000  1/320  F/6.3  焦点距離:400mm

 

次は、これも期待していたプロキャプチャーです。

以前はプロキャプチャーL、Hでしたが、OM-1 になってプロキャプチャー、プロキャプチャーSH1、プロキャプチャーSH2と変わりました。

私はとりあえずプロキャプチャーSH2を使用。

撮影枚数25コマ/秒、レリーズから8枚戻って記録…という設定です。

中々チャンスが来なかったのですが、下流対岸の石の上にとまったので、暗いのを承知で飛び出しを待ちました。

7時23分 やっぱり暗かったかな? ISO5000  1/1600  f/5.6

当然ではありますがプロキャプチャー機能は問題ありません。

ただ ISO5000 は…ちょっと厳しいかな?

せめてこのくらいは余裕でクリアしてもらいたかったんですけどね~。

 

鳥認識AFもかなり進歩していましたが、今日撮ったホバリングの中には37連写中で途中の10枚程ピントがズレてしまっていたものもありました。

今日は曇天だったので、次は晴天の状態でまた色々試してみたいと思います。

そんなところで、OM-1の使用レポート第2弾でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

New OM-1 の第一印象

2022年03月19日 | カメラ関連

1972年に発売されたOlympus OM-1は、ん十年前、私が最初に購入した1眼レフカメラでした。

そして50年経った昨日、新しいデジタル1眼のOM-1が発売されました。

今、手元にあるカメラのOM-1の文字を見ると、やはり感慨深いものがありますね。

そのあたりの話は置いといて、昨日は雨降りのため屋外での撮影向きではなかったので、今朝、いつも通りカワセミ狙いで出かけました。

最近割とツキに恵まれていたのですが、何と今日に限ってカワセミが来ない!

待機している前を何度も往復するのですが、とまらない!

仕方が無いので、まずは目の前にいたダイサギで試写してみました。

機材:OM SYSTEM OM-1 + ED140-400mm F4.5 TC1.25× IS PRO

6時51分 ISO200  1/320  F/6.3

このOM-1、最初に気づいたことは、AFターゲットのSmallに、もう一段下の、さらに小さいSingleというモードが追加されたことです。

E-M1XE-M1 MkⅢなどに搭載されていたSmallと比較すると、面積比で1/4以下ではないかと思います。

今日は試すチャンスがありませんでしたが、カワセミのホバリングを撮る際のピン抜け防止に威力を発揮しそうです。

 

次に鳥検出AFですが、E-M1Xと比較すると明らかに食いつきが良くなりました。

正直、これならカワセミの飛びものも追いかけられそうです。

 

あまり場所は良くないのですが、とりあえずカワセミを押さえるために鳥検出AFで1連写。

7時46分 1回では解りませんが、雰囲気は良さそうです。 ISO1250  1/1600  F/5.6

 

カワセミがやって来ないので、今年お初のツバメを追いかけてみました。

8時34分 AFエリアから外れなければ、ピントは来るようです(AFエリア→Large) ISO160  1/1600  F/5.6

 

頭の上をこんなものが飛んでいたので、鳥AFで撮ってみると…。

9時44分 当然、ピンは来ますよね ISO320  1/1600  F/5.6

 

昨日、自宅で取扱説明書をザッと読んでみましたが、実際に使ってみると色々解りにくいところが出てきます。

これは本番の撮影をしながら一つずつ解決していくしか無いようですね。

でもOM-1、長く付き合うことになりそうですです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする