MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

2019年八重山レポート その1(リュウキュウアカショウビン)

2019年06月30日 | 写真

石垣島へ出発予定(25日)の三日前には、本気で旅行をキャンセルしようか?と考えていました。

理由はもちろん、沖縄地方の梅雨が明けず、おまけに熱帯低気圧まで発生の予報が出ては、キャンセル料がかかっても中止がベターな選択では?と思ってしまいます。

それでも旅行に関してはトコトン晴れ男を自認しているので、今回も一日くらいは晴れるだろうとの楽観的思いで予定通り出発しました。

出発日の現地予報も曇り時々雨…だったのですが。

飛行機の機内アナウンスで、機長が「石垣空港の天気は晴れ、気温28℃…。」

「えっ?ホント?」

確かに到着後の石垣市は晴れて真夏のお天気でした。(いきなりだと暑すぎですけどね。)

予約していたレンタカーを借りてホテルに行く途中、おなじみの「MaxValu」でオリオンビールと泡盛、おつまみを買い込んで準備OK!

 

それでも実際は皆さんご存じの通り、26日は沖縄本島で災害が出るほどの大雨になったんですよね。

その時、石垣島は?…無風、薄曇りと写真を撮る者にとっては、まさに BEST CONDITION だったんです。

おまけにアカショウビンまで…。

「オイ~ッス!」てな感じでお出迎え。 ISO800  1/125  f/6.3

使用機材:OLYMPUS E-M1X + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400Mmm F/4.0-6.3 (今回の撮影は100%この組み合わせで撮りました。)

(本当のことを言えばこの写真は撮影1日目の26日では無く、3日目28日の撮影です。)

しかし撮影初日、いつも蝶を撮るお決まりの場所で1時間ほど狙った後、別のエリアに移動中、助手席から毎度お馴染みのカミさんの叫び声が…。

「アカショウビン、右、右!!」

危なくない程度の急ブレーキで停車。(運転していると正面以外からアカショウビンが飛び出しても殆ど気づきません。)

カミさんの指さす方を見ると、丁度、運転席側の窓を開けて狙える絶好の場所にとまっています。

急いでカメラを出して、とりあえず数枚連写!

26日 10時16分 ISO800  1/125  F/6.3  焦点距離:236mm (ノートリミング)

珍しく翼を下げてとまっています。

少しズームインしてもう1連写

ISO800  1/125  f/6.1 焦点距離:364mm (ノートリミング)

とりあえずこれで一安心。

続けてプロキャプチャーモードで飛び出しを撮ろうと思ったら、残念…飛ばれてしまいました。

でも初日の午前中からアカショウビンに出会えるとは、旅行をキャンセルしないで良かった~。(^^;)

 

とりあえず滞在中は、毎日アカショウビンの姿を見ることが出来ました。

でも撮影チャンスと言えたのは4回。

内2回はカメラを向けたところで逃げられてしまい、撮影できず。

次が3日目(28日)の午後に撮ったものです。

今度も飛び出しを期待してゆっくり走っていると、右から左へ赤い飛行体が…。

何とか枝被りの無いところにいました。

今度は車から外に出ないと撮れない場所なので、静かにドアを開けカメラを向けましたが逃げません。

ここから2~3歩前へ。

28日 12時58分 ISO800  1/320  f/6.3 焦点距離:250mm   (2800×2100pixでトリミング)

この後、1枚目の「オイ~ッス!」に繋がります。

またもやプロキャプチャーモードへの切り替えは間に合わず。

 

一方、昆虫撮影に関してはこの10年で1番不調でした。

でもリュウキュウアカショウビンをまともに2回撮れたので、欲求不満を感じること無く戻れたのはラッキーだったと思います。

結局雨には殆ど降られることが無く、新しく買って持っていった折りたたみ傘は使わずに持って帰ることになりました。

しかし予想通り体の回復が、遅い!

年齢のせいだと言うことは充分解っておりますよ…ハイ。

昆虫はあまりネタが無いので、ボチボチ上げていきます。

では、久しぶりの更新でした。……MOS-YAN

 

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雨の夏至でした。

2019年06月22日 | 近況報告

俄雨が降るかも?と言う天気予報でした。(朝の予報では)

でも実際は10時頃降り出した雨が止むこと無く、今は雨音も結構強く聞こえています。

そう言えば今日は“夏至”なんですよね。

気温が体温より高いっていうのも願い下げではありますが、ちょっとこの天気ではカメラを持ち出す気にもなれません。

 

一昨日の早朝でした。

寝ぼけ眼でPCをチェックするとOLYMPUSからファームアップのメールが来ていました。

E-M1Xを防湿ケースから出し、毎度お馴染みの手順でPCと繋ぎSW/ON。

ちょっと他のことを済ませて戻り、もう終わりだろうとSW/OFF……って。(エッ?)

ハッと気づいた時は時既に遅し…。

もうどうやってもカメラはハングアップ状態。

なんで“OK”の文字を確認しなかったんでしょう。(バカバカバカ…。)

来週はこのE-M1Xを持って遠征の予定なので、もし直ぐに直らなかったらどうしよう???

予備のE-M5 MarkⅡだけでは心細いし、かといって EOS-1DX に EF70-300mm の組み合わせを手持ちで歩き回るのはちょっと厳しいし…。

悪いことに一昨日は木曜日で、新宿にあるOLYMPUSのサービスセンターは定休日です。

おかげで二日間、後悔と自己嫌悪の日を過ごす羽目になりました。

 

結果から申し上げれば、昨日、サービスセンターのOPENと同時に修理を依頼。

30分ほどで、設定は初期化されましたがE-M1Xは無事復活。(ヨカッタ~。)(^^;)ゞ

歳のせいと言ってしまえばそれまでですが、今後は何をやるにも確認がより必要なようですね。(車の運転も含めて…。)

 

このまま写真無しで終わるのも寂しいので、ストックネタをいってみます。

 

毎年この時期になると、家の近所で時々「カッコウ、カッコウ…」と無く声がします。

何処で鳴いているのかな?と思っていたら。

かみさん 「あれじゃない?」 と隣の建物の屋上を指さしています。

私の家は1階、隣の建物(5階建て)の屋上にあるUHFのアンテナに中型の鳥が一羽。

  私  「あれは鳩だろう?」色も大きさもキジバトに見えました。

かみさん 「でも、あそこから鳴き声が聞こえるよ。」

そこで100-400mmを着けてあったE-M1Xを出して覗いてみると…。(こういう時、換算値800mmは有り難いですね)

  私  「あっ本当、カッコウだ。」

鳩とは明らかに嘴の形が違います。 ISO500  1/3200  f/6.3    ノートリミング(5184×3888pix)

PCに取り込んで拡大するとよく解りますね。 

 

このカッコウ、昨日も遠くで鳴いているのが聞こえました。

それにしても、池のカワセミは何時になったら…。

 

 

 

 

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狭山丘陵の昆虫達【VARIO-ELMAR 100-400mm でテレマクロ】

2019年06月18日 | 昆虫

昨日はピラカンサ池で5時間半待機して、見事に成果ゼロに終わってしまいました。

カワセミはいったいどうなっちゃったんでしょう?

 

二日連続でボウズも悲しいので、今日は狭山丘陵で昆虫狙いです。

こちらも目新しい“虫さん”の姿は無し。

では特に珍しい蝶で無くても良いので、ただいま慣らし運転中の LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm でテレマクロのテスト撮影をすることにしました。

このレンズは申し上げるまでも無く100-400mm(換算値200-800mm)の望遠ズームなのですが、最短撮影距離が1.3mとかなり寄れるのです。

そのため強力な手ぶれ補正内蔵のE-M1Xとの組み合わせでは昆虫を狙いながら、野鳥も…ということも可能です。(まあそんな状況になれば…の話ですが。)

そんな訳で蝶たちが集まる栗の木に行ってみると…可愛いセセリチョウが1頭。

黄色の模様が可愛らしい『キマダラセセリ』です。

10時12分 セセリチョウは複眼が大きいので余計に可愛く見えます。 ISO500  1/3200  f/8  焦点距離:350mm

 

10時12分 『メスグロヒョウモン♂』『テングチョウ』のツーショット ISO500  1/640  f/8  焦点距離:160mm

 

11時10分 雄に比べて非常に数の少ない『メスグロヒョウモン♀』でした。 ISO500  1/640  f/8  焦点距離:187mm

 

これでしたらテレマクロとして十分な性能だと思います。

ただレンズとボディのメーカーが違うので、手ぶれ補正機能がどちらかしか使えない、と言うのが少々残念です。

遠征の時、このレンズとOLYMPUS M.ZD 40-150mm 1:2.8 + MC-14 どちらを持っていくか悩みますね~。

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また11時過ぎ?

2019年06月14日 | カワセミ

今日は10時半頃にはまだネタ無し状態で“ブログ更新せずもやむなしと覚悟を決めていました。

何しろ10時前に若雄がちょっと姿を見せただけでしたからね~。

当然、とまり物を1枚撮っただけ。

これではどうしようもありません。

ただ一昨日のことがあるので、頑張って11時過ぎまでは待つことにしました。

ところが11時を過ぎてもやって来る気配が無いので、いつも通り車を移動して公園の駐車場に入ったのが11時09分。

11時20分まで待ったところで諦めて帰り支度を始めようと、カメラを担いで荷物の所へ来たら…。

北東側の小池の方から「カワセミが来たよ~。」と呼ぶ声が。

あらら~、本当に来ちゃったのね~。

他のお二人さんも一昨日と同じメンバーです。

11時23分 10時前と殆ど同じ位置にとまっていました。 ISO800  1/800  f/5.6

ここからだとあまりホバる可能性が無いので、飛び出しから狙ってみようと思い、待つことにしました。

水面までの距離が短いので、やはり『二兎を追う者は一兎をも得ず』  と言うことに…。

11時27分 水出ショットに間に合いません。(反応の鈍さなのでしょう…) ISO1000  1/2000  f/5.6

 

11時29分 また遅れた~。 ISO1000  1/2000  f/5.6

 

どうしても遅れるので、飛び出し狙いは諦めて水出狙いに変更。

11時29分 それでもちょっと遅いですね~。  ISO1000  1/800  f/5.6

 

この後、川方向に飛んだように見えたので、あらためて終了決定。

今片付けないと、駐車時間が30分を過ぎて料金が250円かかってしまいます。

急げ~。

そしたら何と!「またとまったよ~。」だって。

「あら~参ったな~。」

こうなったら、30分以内の無料駐車は諦めです。

一昨日ホバった所から下を狙っているカワセミ君。

「何とかホバリングを1回、お願いしま~す。」(私の心の声)

ホバリング決め打ちで待つことしばし。

カワセミ君はまっすぐボチャン!!

そのまま南方向へ。

11時33分 「………………。」 ISO1000  1/6400  f/5.6

機材:EOS-1DX MarkⅡ + EF400mm 1:2.8 IS Ⅲ USM + EF1.4×Ⅲ

 

急いで片付け、車に戻りましたが、空しく3分過ぎ。

250円は Suica で支払いましたとさ。

これでホバリングが1回でも撮れていたら、気分良く払えたのに…。

さて来週は如何に?

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狭山丘陵の昆虫達【メスグロヒョウモン】

2019年06月13日 | 昆虫

狭山丘陵、駐車場脇にある栗の花がそろそろ咲いている頃だと思い、今日は“蝶狙い”に決定。

予想通り3本の栗の木の内、一番奥の1本が満開になっていました。

たくさんの蝶が吸蜜していましたが、予想通り昨年と同じ『メスグロヒョウモン』が目立ちます。

 

今日の1枚(ヒョウモンチョウ2種)です。

11時42分 左の2頭が『メスグロヒョウモン』の雄、右の1頭が『ツマグロヒョウモン』の雄です。

撮影機材:OLYMPUS E-M1X + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm 1:4.0-6.3    ISO320  1/500  f/8

いつも思うのですが、ヒョウモンチョウの仲間って、何でこんなに雄の翅が似ているのでしょう?

撮影後、家に帰ってから図鑑などで調べないと同定が難しいことも珍しくはありません。

それぞれの雌雄もかなり模様が似ているのですが、この2種(『メスグロヒョウモン』と『ツマグロヒョウモン』)だけは雌雄の模様が違って解りやすい蝶です。

メスグロヒョウモンに関しては名前の通り、雌のほうが黒っぽいのです。

10時33分 雌(右)にプロポーズしようとしている雄のメスグロヒョウモン ISO500  1/1250  f/6.3

 

今日も数では負けていない『テングチョウ』です。

10時14分  仲良く整列して吸蜜中。 ISO500  1/3200  f/6.3

 

11時43分 『メスグロヒョウモン』『テングチョウ』のツーショット  ISO500  1/320  f/8

 

梅雨の中休みにしては、それほど蒸し暑くも無く、楽に撮影が出来ました。

これで珍しい蝶が1頭でもいてくれたら「言うこと無し!」だったんですけどね。

明日はまたカワセミ狙いになりそうです?

 

 

 

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