おかんのネタ帳

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アルジャーノンに花束を

2019-08-29 23:20:33 | 演劇・舞台
相変わらず、バタバタしております~~

24日は、地元の県選択無形民俗文化財に指定されている、
「古高の鼓踊り」の奉納が4年ぶりにあったので、見てきました!



取材をしてるので、写真や詳しいことは、掲載紙面が出てからアップしますね。
差しさわりはないと思うので、動画は、インスタ、Facebookにアップしました~

そして、27日は、ひこね演劇鑑賞会の例会でした。
今回は、「アルジャーノンに花束を」です。



ダニエル・キイスの原作で、けっこう有名ですね。
中高生に読んで欲しいい本ランキングで1位になった作品。
分野としてはSFですけど、作られた1990年では夢の話かもですが、
AIが活躍し始めた現代ではあり得るかも知れないお話です。

テレビドラマにもなったので、知ってる人も多いかも。
(ユースケ・サンタマリアさん、山ピーが、主演を演じました!)

並みの知能は持たないけれど、お人好しで心優しいチャーリイが、
人類初の脳の手術を受けて、天才に生まれ変わるんですね。
でも、知らなくても良いことを知ってしまうし、
脳の進化に、心や感情がついていけないことで起こる不幸・・・

劇団昴の舞台なのですが、装置のないシンプルな舞台で、
スピーディな場面転換で物語が進んでいきます。
何より、主演のチャーリイを演じる町屋圭佑さんが素晴らしい。

先月、「魅力を知ろう会」で、作品の紹介をしてくださったのですが、
IQ65のチャーリイのしゃべり方とか姿勢、動作が嫌味なくて、
その彼がIQ160になっていく過程が自然でしたね。
姿勢やしゃべり方はもちろんやけど、表情も違うし。

京都では、ダブルコールに「ブラボー!」の掛け声もあったらしい。
彦根ではダブルコールに慣れてないから、ちょっとぎこちなかったけど?
でも、すぐに立ち上がっていく人が少なかったし、拍手に合わせて、
キャストの方々がまたステージに登場してくれましたね!

こういう物語の好き嫌いはあるかもですね。
帰りに会った鑑賞会のお仲間は、「なんだかなぁ・・」というような
ちょっと後ろ向きな?感想をもらしてました。

確かに、ラストは切ないです・・・

上演前に、研究者のニーマー教授を演じる金子由之さんに、
会報係としてインタビューをさせていただいたのですが、
(役柄からくるイメージと異なり、とっても朗らかな方でした!)

「チャーリイが最後に、またパン屋に戻ってこれて良かったというお客さんもいますよ」

と話されてました…そうかもしれないけど・・・

「知能って、何でしょうね。知能が高いって、いい事でもあるけど、
 それだけでは人間は、決して幸せではない、ってことでしょうね」

ちなみに金子さんのインタビュー、楽しくお話しが聞けました。
年代的には同世代の方ですし、声優としても、吹替とかもたくされてて、
外部出演の舞台もたくさんあります。

今まで出演した舞台で印象に残ってるのは、栗山民也さん演出の作品だそうです。
最近、出てはりましたよね~~
「チャイメリア」、今、人気上昇中の田中圭さんが主演の舞台!
(田中圭さん、おっさんずラブがブレイク中ですね!)

俳優として大事にしてることはとお聞きしたら、
しばらく考えて・・・「その役を楽しむこと」とおっしゃいました。

そうですよね。なんでも楽しまないと!!

さて、今週末はほたる寄席もあるし、来週はまた舞台が・・・
来るべき年金生活に向かって、最後のあがき???

とりあえず、人生を楽しまないと!!

いやいや、その前に、原稿を1本書かねば・・・(汗)



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