おかんのネタ帳

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彦根で演劇!

2018-08-22 23:16:24 | 演劇・舞台
高校野球も終わりましたね~
日大三高に勝った金足農業も、超高校生級の大阪桐蔭には、
勝たしてもらえなかったですね。

今日のスポーツ新聞は一面も裏面も高校野球ばっかり。
(・・タイガースが頼りないんで・・涙)

実際に観てないのでわからへんけど。
大阪桐蔭もヒール扱い?の雰囲気やったのかな。

弱者を応援してしまうことを判官贔屓と言いますが、
公立で、農業高校で、選手は県内の高校生だけやし、
1人のエースが頑張って投げ、金属バットで打ち勝つ野球が多い中、
バントで1点を確実に取ろうとする、
まさに今どき珍しい昭和のニオイのするチームを、
応援したくなるのはわかりますよ~
相手は、ずらっとエリートばかりを集めた高校最強チームやし。

何とも、日本人好みの話題やないですか~

それでも、そんな逆風の?雰囲気の球場で、
きっちり打って優勝してしまうという強さ、
大阪桐蔭はやはり、すごいチームでしたね~


さてさて、昨日、高校野球の決勝戦が見られなかったのは、
ひこね演劇鑑賞会の例会だったからです。

今回お当番なので、搬入からお手伝い。
・・・と言うても、1個持ったぐらいで・・終了しました~



劇団1980、素劇 楢山節考。

素劇なので、セットがシンプル!
大きなものはほとんどないんですよ~

昨年担当した劇団昴の「ラインの監視」の時は、
大きなソファーやグランドピアノ(中身は空洞ですけどね)
豪華な柱や窓など、あれやこれや、いろいろありました。

でも、今回は、そういうものがほとんどなかったです。
作品の感想としては、京都公演を観に行った時に書いたのですが、
・・・座席がステージに近かったので、いろいろなところが見えて、
息子辰平の哀しみとか、生意気なけさ吉の本心(改心?)とか、
アンサンブルの人たちの表情とか、いろいろ発見がありましたね。

主役のおりんを見事に演じた水井ちあきさん。
会報に掲載するので、インタビューをさせていただきました。

老け役ながら、お若いんですよ~
娘と変わらん・・素でお会いすると、顔が小さくて可愛い!

前作の素劇「東京行進曲」でも老け役をされたらしく、
今回、急な抜擢で3月から、おりんを演じてるそうです。

印象的なことは、好きな言葉とか、心がけてることは?
と言う質問に対しての答えです。
ちょっと考えて、

「伝える、ということですね」

演じることで、何を伝えるか、いかに伝えるか、
伝えること、それを意識しているそうです。

表現者の言葉ですね~

「お願いがあります。素劇を広めてください」

頼まれてしまいましたよ~
シンプルなセットで、衣装も化粧もなく、
最小限の小道具と俳優の体をつかって物語の世界を描く「素劇」。

劇団代表の柴田さんもおっしゃってましたけど、
お客様の五感を刺激する、そして想像力を喚起させるんだとか。

「大吟醸ですね!」

思わず、私がそういうと、柴田さんが、

「その通り! それ、良い言葉だね~」

雑味をそぎ落としてできる日本酒の大吟醸。

「70%、80%と精米してつくるからね」

柴田さんに喜んでいただきました。
きっと、どこかで使ってくださるかもね。

「素劇の素は、素うどんの素」

それに、

「大吟醸のような芝居」

というのが加わるかも(笑)

終演後、5人の俳優さんが打ち上げに参加してくださいました。



本当に、私たちの近いところにきてくださる劇団で、
開演前にロビーに出てきてお客様を迎えてくれるし、
座席までエスコートしてくださったり、
常に、おもてなしの心を大事にされてる劇団なんですね。

宴席でも、乾杯の時は全員にグラスを合わせに来てくださるし、
私たち一人一人を正面から見てお話してくださるし、
帰るときも、いつまでも手を振ってくださいました。

お客様ファーストな姿勢に頭が下がりました!

車なのでずっとウーロン茶だった私に、柴田さんが、

「これ、持って帰って」と、

2合ぐらい残ってたお酒をくださって!



ダンナへのゴマすりに使わせていただきました~(苦笑)
ありがとうございました!



水井ちあきさん。
許可をいただいたのでアップします。

ちなみに私とのツーショットやけど、私は割愛。
だって、顔の大きさが違い過ぎるんですよ~~(汗)

それにしても、ラストシーンの、
楢山で合掌するおりんの上に雪が降り積もるシーン、
めっちゃ神秘的で、キレイでした~

感動で涙した人も多かったですよ。

今日は泉南で公演されてるのかな。
あと、和歌山を回って旅公演が終わるそうです。

またぜひ、お目にかかりたいですね~




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