殺さずの流浪人

大ヒットした原作の映画化は
外れることもしばしば

でもこれは例外の一つでした

「るろうに剣心」
ヘアメイクや衣装もあるけれど
原作のイメージを損なっていないのが
今回の魅力

自身がファンというだけあって
佐藤建さんの剣心の
「おろ？」「ござる」は
不自然さが全くありませんでした

迫力ある殺陣も見所たっぷり

今回は鵜働刃衛編を
中心に展開していましたが
ほかにも名場面がおおい「ろるうに剣心」

続編も出て欲しいけれど
難しいかもしれませんね

原作では終盤に登場する人物が
今回登場してしまったし
個人的に気に入っている
志々雄真実編は内容が濃すぎて
２時間では収まらないでしょうから

戦う図書館員

有川浩さん原作のアニメ映画
「図書館戦争」

原作を読まずに見ましたが
原作を読みたくなる作品でした

もっと殺伐とした
雰囲気かと思ったら
堂上・笠原や手塚・柴崎の
進みそうで進まない
男女関係が盛り込まれ
暗さが全く感じられない
でもふざけてもいない
絶妙なバランスでした

劇中に出てくる
コーヒーや紅茶
こごみの天ぷら
アジのフライの描写が実に見事で
食べたくなるほどのおいしく見えました

製作に携わった
PRODUCTIN iGの技術

素晴らしいです

来年には
岡田准一・栄倉奈々主演で
実写化されるのでそちらも楽しみです