史上最高の「海猿」

鹿児島フェリー沈没事故を描いた
「LIMIT OF LOVE」も
レガリア爆発事故を描いた
「LAST MESSAGE」も
迫力満点かつ感動的でしたが
今回の
「BRAVE HEARTS」は
それをさらに上回ります

原作でもトップクラスの名場面ながら
映像化不可能と言われた
飛行機海水着陸

映像化されて本当によかった
架空ながら東京湾の奇跡を
目の当たりにできた興奮は
この映画の醍醐味です

一応の主人公は仙崎大輔ですが
携わった海上保安庁職員
国土交通省・警察組織・民間の船舶
飛行機の乗客乗務員に至るまで
出演者全員が主人公といってもいい
映画でした

見ている自分たちまでも
登場人物に思えたほどの迫力でした

また第一作が封切された
2004年からの時の流れを感じました
当時訓練生だった大輔と
アパレル会社勤務だった環菜が
すっかり親の顔になっていました

その変遷が見られるEDロールまで
見所満載です