邦画史上最も豪華な作品

などと言うのは大げさですが
そんな感想を持ちたくなる作品に出会いました

「Ｆｌｏｗｅｒｓ」
資生堂のシャンプーがきっかけとなった
６大女優の華麗なる共演

約２時間で６本の映画を見たような
それでいてその６本が見事に調和した
実にすばらしい映画です
決して見掛け倒しではありません

脇を固める俳優陣も豪華でしたが
桜・紫陽花・百合といった花々や
竹・薄といった植物も
映画を美しくしている名脇役
美しい日本の風景が凝縮されていました

時代考証も見事で
各時代の風景が小道具にいたるまで
忠実に再現されていました
さすがは「ＡＬＷＡＹＳ三丁目の夕日」の
製作プロダクションＲＯＢＯＴです

この映画のコンセプトは
「日本中の女性を元気にしたい」ですが
男性でも楽しめる映画です

平塚雷鳥の言葉を一部借りますが
「女性は太陽」
そう思わせる作品でした