色あせた大火災

そう思っているのは
自分だけかもしれませんが
あれだけの報道をされながら
時が経つと忘れてしまうものです

１９８２年２月８日
ホテルニュージャパンで大火災発生
死者３３人となる大惨事でした

ウィキペディアによると
当時社長だった横井氏は
徹底した合理化を行い
防火設備や夜間管理体制に
不備があったとのこと
そして再三の注意を無視したとのこと

そう考えると起きて当然の火事だったわけです
その点は現代にも通じますね

さらにあろうことかこの社長
火災の責任を宿泊客に転嫁したり
（確かに原因は寝タバコでしたが）
宿泊客より高級調度品の救出を
優先させたりしたそうです
逮捕されて当然だわ……

ちなみのこのホテルの焼け跡は
1996年にようやく解体され
現在は2002年竣工の
プルデンシャルタワーが立っています
写真を見る限り当時のことはまるで幻