2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。
松江城を見たあと
鳥取まで足を運んで一泊
なぜ、そんな長距離を進んだのか
それは
鳥取砂丘を見たかったから
しかし残念ながらこの日は雨
天気がよければ見られる風紋は見えず
こんな天気だかららくだにも乗れず
モデルコースは60分かけて1周ですが
こんな天気では入り口と海岸部までの
往復30分で済ましました
それでも一般人が入れる砂丘としては
日本一の大きさ
(青森にはもっと大きい砂丘がありますが
そこは自衛隊の基地です)
たった30分でも楽しめました
見所は
第二丘陵
別名馬の背中
麓にオアシスを抱え
砂漠の大黒柱のような
太く長い丘陵の存在感は見事
上に上って見る日本海も絶景

これで天気がよかったら
なおよかったのに
砂地を歩いた後は
梨ソフトを食べて休憩

抹茶ソフトのような緑色ですが
間違いなく梨の味なっしー
羽田を7時25分に出発して
やってきました
2度目の出雲
前回同様、松江城を訪問しました
天守閣の高さとしては
ほかよりは小ぶりですが
12ある現存天守であり
歴史の重みを感じます。
堀尾吉晴・京極忠高の治世を経て
松本から国替えの松平直政公が治めた地
以来松平家の城下町として発展
信州との縁を感じます
そして最上階からの眺めもまたよし

街並みこそ変わっていますが
宍道湖の眺めは当時のままのはず
数分間の殿様気分満喫です
城を降りたら塩見縄手をそぞろ歩き
前回と同じことをしてしまいました
そしてお昼時なので出雲そばを満喫
これも前回と同じ八雲庵

ただ違うのは前回夏だったので
鴨南蛮は食べませんでしたが
今回は店お勧めの鴨南蛮を食べました


メジャーになる前の錦織圭選手も
食べたという一品
ほかにもイチロー選手や
水森かおりさんらのサインがあり
人気のほどを感じました
旅の最後は
眉山ロープウェイと
阿波おどり会館
山としては低い部類ですが
眺めは絶景

紀伊半島は見えませんでしたが
吉野川や淡路島まで一望できる
徳島を代表する観光名所です
前日同じ場所で撮影した
夜景はこちら

95万ドルの夜景と称する景色
人口の分だけ電飾では敵わないものの
神戸に劣らぬ美しさです
阿波おどり会館では
踊りの実演鑑賞と体験ができますが
それは14:00開始
残念ながら帰りに間に合わないので
それは別の機会に期待します
今日の最後は
日和佐海ガメ博物館
NHK朝の連続ドラマ「ウェルかめ」の
舞台はこのあたりでした
毎年5~8月に海ガメの産卵・巣立ちが
見られる場所
今は季節外れですが
館内のアカウミガメたちの歓迎に感激です
世界にはこの絶滅危惧種を
食べている人々もいるそうで
日本人の自分としては信じられません
陸上では歩みののろい亀ですが
四足歩行の動物では最初の生き物
恐竜以前の大先輩
そうなると頭が上がりません
舞台は北部から南部へ
ここは牟岐線田井ノ浜駅
海水浴シーズンのみの臨時駅
駅名看板の近くには監視塔
普段は関係者以外立ち入り禁止ですが
オフシーズンの今は
階段までなら入ることができます
そこからは浜が一望
夏の賑わいが夢のように
波音だけが周囲に響いていました
場所は違うけれど
島崎藤村の「椰子の実」が
似合いそうな風景でした
ここはどこかって?
それは
鳴門だってばよ
一部の方にしかわからない挨拶はやめましょう
渦潮を見ようとやって来ましたが
時すでに遅し
夕方にまた見られるそうですが
またここに来る元気もないので
次の機会に期待です
しかし長いエスカレーターの先にある

展望台からの眺めだけでも
一見の価値あり
数年前に神戸市から見た
明石海峡大橋同様
こちらも美しいの一言です
景色を楽しんだあとは
渦の道へ
鳴門大橋にある
長さ400M
海面からの高さ45Mの遊歩道です

画像は遊歩道から見る鳴門海峡
安定感はかずら橋よりもいいのですが
上を走る自動車の振動は
こちらの方が上
かずら橋より怖く感じました
そういえば明石海峡大橋の時も
結構怖かったです
かつては祖谷の13橋とよばれた
かずら橋も今は3つだけ
そのうち2つがある東祖谷村に来ました

西祖谷よりも
長さが短く桁の間隔が狭く
また訪問者も少なかったので
渡りやすかったです
でも3人以上渡ると
揺れが発生するのは西祖谷と同じでした


奥祖谷だけあって紅葉も見事でした
西祖谷からの道はほぼ一車線
ゆずりながらのドライブも
これで報われました
ここには野猿という
人力ロープウェーがあります
大人の自分も楽しめるくらいだから
こどもはもっと楽しめそうです
このあたりには
安徳帝の墓所とされる場所や
御所があったされる京上という地区など
落武者伝説がたくさんあり
西祖谷以上に歴史ロマンがあふれていました
祖谷渓観光の中心
かずら橋
平家の落ち武者が
源氏の追っ手に対して
橋ごと落とせるように作られた橋です
長さ自体はたいしたことがないけれど
橋桁からのぞく祖谷川のせせらぎが
手招きしているかのようでした
2回目の訪問なので
高さには慣れましたが
前の方は不慣れだったのか
ゆっくり恐る恐る渡っていました
その方に従って立ち止まると
横風と橋の揺れを強く感じます
かと言って早く進んで下さいとか
お先に失礼とか言えない状況
渡り方によって地元の民か
よそ者かを判別する目的も
あったというこの橋
効果てきめんです
ここは祖谷渓
紅葉には早かったけれど
阿波を代表する観光地の一つです
祖谷そばで腹ごしらえしてから

平家屋敷に向かいます
ここには安徳帝の展医として
源平の合戦に関わった堀内内記ゆかりの地
屋島の戦いの後ここに逃げて薬草を研究
医者であるとともに
神官として民の信頼を得た人物です
今回の大河ドラマの後の話
当然ドラマには出ないけれど
清盛公とほぼ同時期を生きた人物
当時何を思ったのか知る由はありません
当時とほぼ変わらぬ萱葺きの平屋だけが
知っていることでしょう
当ブログ 徳島初上陸
最初に訪れたのは
美馬市脇町の
卯達の街並み
藍染の商家を中心に
吉野川の水運を背景にし
かつては阿波国を代表する
商業都市だったそうです
鉄道開通とともに鳴りを潜め
今は県道12号線の喧騒すらも
静寂にさせてしまう静かな街並み
でもそれが風情を生み
江戸時代にタイムスリップした気分
江戸の街並みに似つかわしくない
バイクや自動車も
風景にとけこんでいました
脇町に次ぐ商業都市だった
貞光の街並みもいいものです