陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

秋 亜綺羅さんの講演 ・「秋田の詩祭2023」

2023-11-08 | 詩関係・その他

                     

                                             講演する秋 亜綺羅さん            ( 画像提供:横山 仁さん)                            

  

               懇親会で秋 亜綺羅さんを囲んで   (画像提供:黒沢せいこさん)
                          

 10月28日(土)13時から、秋田県現代詩人協会主催の「秋田の詩祭2023」が秋田市内で開催された。
 講師に月刊「ココア共和国」主宰の秋亜綺羅さんをお招きし、自作詩の迫力ある朗読「詩ってなんだろう」
と題する講演が行われた。

 会場には高校生や詩の愛好者、会員など約60名が参加した。

 詩祭は高校生による詩の朗読、朗読グループ「KOEの会」による群読、会員の詩の読と続いた。

 秋さんの講演では、はじめに寺山修司との出会いや筆名の由来などについてユーモアを交えながら紹介。
「詩作は、想像を働かせて書くもの。”視”えないものに”触れる”こと」だという。また、「哲学を壊すのが
詩人の仕事だと思う」「壊すことのレトリックを発見するのが詩人」
「しかし、比喩とか暗喩と言ったレトリ
ックは日常的な会話やテレビCMなどで使われて
いる」「矛盾にナンセンスを入れることで難解詩ではなくな
る」等々、実に興味深い詩論、詩世界
が披歴された。
(以上の引用は私のメモによるもので、講演内容とはズレているかも知れない・・)

 講演の前に行われた秋さんの詩の朗読は、音楽をバックにしながら時に叫び、時につぶやきながら熱の入っ
た表現。強烈なインパクトであったと感じたのは私だけではなかっ
たであろう。

 秋亜綺羅さん、佐々木貴子さん(『ココア共和国』編集者)、横手高校、大曲農業高校太田分校、秋田南高校
各校の生徒の皆さんと顧問の先生、『KOEの会』の皆さん、参加して下さった詩の愛好者の皆さん、そして
会員とスタッフの皆さんありがとうございました。

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