福司 満氏 矢代レイ氏 ぼうずみ愛氏
秋田県現代詩人協会主催の出版を祝う会が本日(12月3日)開催された。
今年出版された詩集のうち11月末までをひと区切りとした。今年は福司満さんの方言詩集『友ぁ何サ行った』、矢代レイさんの『川を釣る』、ぼうずみ愛さんの『岬 待春』。
福司さんの詩集は、生きている原初を再考させてくれる言語の大切さに感動する。矢代さんの詩集は、水にこだわり水に自己を視る世界に共感を覚える。ぼうずみさんの詩集は、情熱的な愛を具現化し自身を語るその熱き心情に圧倒される。
あたり前のことだが、それぞれにそれぞれの世界が展開されている。それらの深淵に近づく作業が私には必要だと改めて思った。