
今日は休暇を取得して茨城県最高峰の八溝山へ登ってきました。山頂まで車で行けるので登山ではありません。山頂展望台から残雪の山々を見ることと、山頂を出発する遊歩道でカタクリやイワウチワの花を見るのが目的です。昨日は空気が澄みわたり爽やかな陽気。その空気が残った今朝は、笠間で5.9℃、大子町で4.3℃まで冷え込みました。しかし昨日と違い何となく空が霞んでいます。高気圧の後面に入り南風が吹き始めた影響でしょう。でも青空が広がっているので予定通りに5時50分に友部のアパートを出発します。
7時30分に標高1022mの八溝山頂に到着。茨城県最高峰です。早速展望塔に昇ります。南側の空は霞み、筑波山や奥久慈の男体山は全く見えません。一方、西から北の空は澄み渡り、東北の残雪の山々が姿を見せていました。このあとは、ひたすら山の写真が続きます(笑)
まずは西側の日光連山から紹介。男体山の右には大真名子山、その右手前に女峰山、右に太郎山。
高原山の右奥には白銀に輝く会津駒ケ岳。左端の一番高いピークは東北の最高峰である燧ケ岳かもしれません。
北西には雄大な那須連山。茶臼岳、朝日岳、三本槍岳、旭岳と残雪の山々が連なります。
那須連山の北側には飯豊山から磐梯山、吾妻連山を一望します。霞んで20km先も見えない南側とは対照的な透明度。北日本には寒気が入ってきた影響で、湿った南風が届かないようです。
白銀の大日岳と飯豊山をズーム。八溝山から100km以上離れていますが、肉眼でも鮮明に見えます。八溝山からここまでクリアに見たのは初めてかもしれません。
北側には会津磐梯山がくっきり。その西には猫魔ヶ岳から飯森山が見えています。
磐梯山と櫛ヶ峰をズーム。今年も6月の花に季節に登りたいですね。
北側には西吾妻山から安達太良山の山頂が見えています。安達太良山右奥の蔵王連山は霞の中で見えません。
西大巓と西吾妻山から中吾妻山。西吾妻山周辺は残雪が多そうです。スキー場の雪もまだ残っていそうです。
箕輪山から鉄山、安達太良山へと続く稜線。右端の安達太良山のピークが見えています。
20分ほど東北地方の残雪の山々を遠望した後に、早春の花を求めて遊歩道を2時間30分ほど歩いてきました(続く)
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