kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ハゲタカ」

2009年05月28日 23時33分55秒 | 映画
今日は、久しぶりに試写会へ。

真山仁原作「ハゲタカ」
2007年2月~3月にNHKで放送されたドラマの続編の映画化!

このドラマは私も見ていて
一時期日本でも話題となった
「企業買収」という文字でしか知らなかったマネーゲームの
内情が描かれていることと、
豪華出演陣の迫真の演技にすっかり引き込まれて
観ていた記憶がある。

ドラマ版の主要キャストは続投、
新キャストとして、玉山鉄ニ、遠藤憲一が登場。

ストーリーは・・・
鷲津政彦は、ニューヨークの敏腕ファンドマネージャーとして鳴らした後、
1998年に日本に帰国。以来、投資家から募った資金をもとに、
徹底した合理主義で幾多の企業を買い叩き、
“ハゲタカ”の異名をとっていた。
数年後、相変わらず閉鎖的で不透明な日本のマーケットに絶望し、
海外生活を送る鷲津のもとへ、盟友・芝野が訪れる。
芝野は、日本有数の大手自動車会社に対する
とある巨大ファンドの買収を察知し、
鷲津にこの危機を救ってほしいと頼みにきたのだ。
その巨大ファンドとは、
豊富な資金力を背景に設立された中国系ファンド。
その命を受けた最強の敵“赤いハゲタカ・劉”が、
鷲津に真っ向から戦いを挑む・・・

昨今の未曾有の金融危機に合わせて
ストーリーを変更したというだけあって
とてもリアリティのある内容で今回も引き込まれた!

それにしても、大森南朋は当たり役!
実力派俳優として脇役で見かけることはあっても
ドラマ版の時に、主演に抜擢した人がすごい。

冷徹に顔色ひとつ変えずに
次々と企業買収を繰り広げてはいるが、
その仮面の下には、
過去の自分の行為に深く傷ついているという
難しい役どころを熱演している。

そして、生真面目で熱いハートを持った
鷲津の銀行時代の元上司である芝野を演じている柴田恭平。
私の中での柴田恭平のイメージとは全く違った役柄・演技に
驚くと共に、感心した。


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