kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「遅咲きの乙女たち」

2007年11月25日 22時25分43秒 | 映画
そして、大阪ヨーロッパ映画祭で3本目に観たのは
スイス映画「遅咲きの乙女たち」

ストーリーは・・・
スイスのチーズで有名なエメンタール地方の静かな村。
マーサは、最愛の夫に先立たれてからというもの
悲しみから抜け出すことが出来なかった・・・
何か楽しみを見つけるようにという周囲の勧めもあり
昔お針子として活躍した彼女は、
自分のランジェリーショップを持つ夢を思い出す。
しかし、村の男性陣は大反対!
それでも夢をあきらめないマーサは、
協力してくれる友人と共に、店をオープンさせたのだが・・・

主人公のマーサを、シュテファニー・グラーザーという
87歳の女優さんが、本当にキュートに熱演♪
なんとも言えない可愛らしさです。

それにしても、こんな時代になっても
やはり田舎では、これほど閉鎖的なのかとびっくりしました。
特にヨーロッパなどでは、男性が女性に
下着を送る国もあると聞いていたので、
こんなに執拗な反対に合うことが信じられない気がしました。

今作にもゲストが登場しました~。

なんと87歳女優のシュテファニー・グラーザーが
わざわざ遠い日本までやってきてくれたのです。
そして、一緒に出てきた女性監督が、若くて
モデルさんのように背が高くてすらっとしていて
それにもびっくりっ!!

映画では、スイスらしい牧歌的な風景が出てきたり
映像の切り取り方や、ストーリーの展開の仕方に
日本と通じるものを感じたり、
コミカルな演技が散りばめられていて、とても楽しい作品。

これは世界でもヒットしたらしく
スイス映画としては珍しく日本でも上映が決まったそう!
来年の夏頃公開予定とのことですので
是非興味ある人は、観てみてください~☆