kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「この道は母へとつづく」

2007年11月07日 23時09分29秒 | 映画
会社の人が急遽行けなくなった試写会へ
ピンチヒッターとして行かせていただきましたっ

2005年ベルリン国際映画祭:少年映画部門グランプリ受賞作品
「この道は母へとつづく」

内容は全然知らなかったのですが
このタイトルからして、
「母をたずねて三千里」が思い浮かびました!
けなげなマルコが出てくるのかしら~?と。

実は、この映画は監督が、新聞記事で
孤児院に住む少年が実の母に会う為に
図書館で読み書きを練習して、
孤児院を脱走したという話を知って製作を考えたのだとか。

ストーリーは・・・
極寒のロシア。親に捨てられた子供たちは、
金持ちの養父母に引き取られていくことを夢見ながら、
孤児院で貧しい生活をおくっていた。
ある日、裕福なイタリア人夫婦が訪れ、
6歳の少年ワーニャが養子に選ばれる。
イタリアで約束されているであろう裕福な人生、
孤児院の仲間たちからの羨望と嫉妬のまなざし。
しかし、かつて院にいた友達の母親が突然現れた事で
ワーニャの心は大きく揺れる。
「一目でいいから、本当のママに会いたい…」
沸きあがった想いを胸に、少年はひとり孤児院を脱走する…。

本当に、「母をたずねて三千里」の実写版といった感じ。
とにかくワーニャ役の少年が、健気で可愛らしい

ロシア映画というのは、初めて観た気がするのですが
(さすがに「スパシーバ」しか分からなかった・・・
このストーリーだと、もっと波乱万丈に描くことも出来たと思うのですが
意外と淡々とした感じで進んでいくのが
ヨーロッパ映画的な感じがしました。

追っ手から逃れて、必死で実の母を捜すところが
観ててハラハラするのと、無意識に応援したくなるのですが
途中の大変さとは正反対に
ラストがあっけなくって、びっくり!

あっそれで終わっちゃう・・?

と言う感じで、観ていたみんながちょっとザワザワしてました・・