kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ブラッド・ダイヤモンド」

2007年03月29日 23時00分16秒 | 映画
今日は、お友達から頂いた試写会へ。

「ブラッド・ダイヤモンド」
レオナルド・ディカプリオが、『ディパーテッド』と共に
史上初、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞に
Wノミネートされたという、話題作!

ダイヤの勝ちを決める4つのCは有名。
color  :色
cut    :カット
clarity:透明度
carat  :カラット

それにもうひとつのC「conflict:争い」が
存在するということを映像化した作品だとか!

ストーリーは・・・
舞台は、混沌とした内戦下のアフリカ。
闇ダイヤの採掘場に強制的に連れてこられた
家族を大切に真面目に働いて来た猟師のソロモン・バンディーが
偶然見つけ、巨大ピンクダイヤを地中に隠した。
その噂を聞きつけたダイヤの密売人のダニー・アーチャー。
この荒れたアフリカという大陸から抜け出す為に
どうしても手に入れたいものだった・・
アメリカからやってきた女性ジャーナリストの
マディー・ボウエンにとっては、ダイヤの裏に広がる
闇を暴く為に必要な動かぬ証拠だった・・

2時間半という長めの映画なのですが
あっという間にラストを迎えるぐらい
引き込まれる映画でした。

「ディパー・テッド」の時にも感じたように
今までの退屈なディカプリオではありませんでした!
密売人という汚れ役を野性味たっぷりに演じていて
本当に一皮むけたなぁ~という印象。

そして、この作品の舞台となっているアフリカの現状を
リアルに迫力をもって映像化されていて
息を呑むような場面が沢山っ。

色んな映画でも、問題として扱われている
アフリカの現状は、やはり白人が黒人を食い物にしているということ・・
その闇は、果てしなく大きくて、
何をどうすることも出来ないと切なく感じます・・。

「ラスト・サムライ」「グローリー」の
エドワード・ズウィック監督が
強烈なメッセージを込めたこの作品。

ダイヤモンドの価値を示す5つ目のC:conflict争い
ブラッド・ダイヤモンドは実在するということ。

ダイヤモンドを買うのが怖くなります・・