kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「父親たちの星条旗」

2006年10月23日 23時17分54秒 | 映画
今日は、当たった人に誘って頂いて
試写会「父親たちの星条旗」を見に行って来ました!

この映画は、あの「ミリオンダラー・ベイビー」で
アカデミー賞監督賞を獲った
クリント・イーストウッド監督が
太平洋戦争中最も激戦地だった「硫黄島」での戦いを
アメリカ側からと日本側からの視点の2作品を手がけるという
映画界初の試みということでも、話題!

製作は、スティーブン・スピルバーグ
脚本は、「クラッシュ」でアカデミー賞を獲ったポール・ハギス
とにかく、すごいメンバーが揃った作品!!

ちなみに、今作「父親たちの星条旗」は10月28日公開
日本から見た硫黄島を描いた「硫黄島からの手紙」は12月9日公開予定。

硫黄島の戦いとは・・・
東京都小笠原村硫黄島:グアムと東京のほぼ真ん中にあり周囲22kmの小さな島。
この島で61年前に起こった太平洋戦争末期の激戦であり、
1945年2月16日から約1ヶ月にも渡って繰り広げられた。
太平洋戦争において、米軍の死傷者数が
日本よりも上回った唯一の戦場だとか!

ストーリーは・・・
1945年2月23日、太平洋戦争末期の激戦時に撮られた一枚の写真。
硫黄島の山の頂上に星条旗を掲げる6人の兵士。
その写真がアメリカ国民を熱狂させ、戦争の行方を決定づけたとされる。
しかし、その裏側には隠された真実があったのだった・・
すりかえられた山頂の出来事、
語られることのないもうひとつの星条旗の存在、
入れ替わった6人目の英雄、
生還した兵士達を待ち受けていた喝采と苦悩の日々・・。


クリント・イーストウッド監督作品ということで
絶対に、アメリカ賛美のみで終わる訳がないとは思っていましたが・・
やはり、やってくれましたね。

戦争の悲惨さはもちろんのこと、
戦地で大変な思いをして戻った兵士達が、
その後英雄に祭り上げられ、政治的に利用され、捨てられ
敵がどういうというよりも、
自国民によって傷つけられていたということに
重点をおいているようです。

そして監督は、撮影はいつも一発OKで撮ることが多いらしいのですが
今回は、徹底的に旗を立てるシーンを写真と同じようにする為に
4~5回撮り直したそう。

映像化するにあたって、
徹底的にリアリティにこだわったらしく
エンドロールで流れる写真を見てびっくりっ!

たくさん当時の写真が残っているようで
映画に登場する俳優は、
実在の写真の人物とかなり雰囲気が似ている人を選んでいるようだし
作品の中の背景や細々した備品などについても
当時とそっくり。

こうなると・・
日本から見た硫黄島をどのように仕上げているのか興味シンシン!
「硫黄島からの手紙」も絶対に観たいなぁ~。