kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

吹きガラス体験

2006年10月22日 23時41分21秒 | イベント
今週の土曜日・日曜日は、クラフトパークにて
秋のお祭り「クラフトフェスタ」が開かれています。

いつも各種体験教室が開かれるのですが
今回は、初めて「吹きガラス」の体験が行われるらしい!

一度やってみたかった吹きガラスっ。
体験はなかなかやってない上に、値段が高かったりする・・
今回は3000円で出来るということで、
是非参加してみたいと思っていました。

人数は、日曜日の午前・午後に各12名と決まっているので
前もって応募→抽選が行われていました。

それに見事、当選!→はりきって行ってきました。

受付を済ませて、待っている間に、本日作りたいものを選びます。
・コップ(低)
・コップ(高)
・一輪挿し
・徳利(大きめのミルクピッチャーのような形)
・ボウル
・皿

そして、色も5色(赤・青・緑・紫・白)の中から選べます。

私は、一輪挿しの赤色を選択。

ガラスは、粉を高温の窯で溶かしてドロドロの状態で使います。
なので、窯は1300℃という高温をずっと保っています。
ということで、たくさんの人数がごちゃごちゃすると
大変危険!

3名づつ体験することに。

私は受付番号が2巡目だったので、1巡目の作業を観察。
ふ~ん、なるほど~。

そして、いよいよ私の番に。

まずは、先生がガラスのドロドロの塊を
長い棒に巻きつけて持ってきてくれます。

それを一定の温度から下げてしまいすぎないように
通称「ダルマ」と呼ばれる再過熱用の窯で
温めなおしながら使っていきます。

一番驚いたのは、ベンチに座って、
ガラスを水あめのように巻き取った棒を水平にして
左手(軍手有)で棒を回しながら・・

右手は、素手なのです!!
新聞紙を綺麗に3回折ったものを重ねたものに
水をしっかり含ませて、
それごしにガラスのそのドロドロの部分を触って形を整えるのです!

水あめと同様に、ガラスがドロドロの時は
しっかり中心を取って回し続けないと垂れてしまいます・・
これがなかなか難しい!

先生が一緒に回してくれなかったら、スグにダメになってしまいそう・・

吹きガラスというだけあって
長い棒の先からは、空気を吹き込めるようになっていて
そこから吹き込んで形を作っていきます。
息を吹き込む時も、棒はまわしていないといけないのも
結構難しい・・

イメージとしては、もっと肺活量がいるのかと思っていたのですが
意外と、少し吹き込むだけでふくらむ!
でも、棒が長いのでどれぐらい吹いたらいいのかは
分かり辛いのですが・・

もちろん、初めてなのでほとんど先生のサポートを受けながら
(言われるがまま必死にやって)
なんとか、ちゃんと一輪挿しの形に仕上げることが出来ましたっ。

ガラスは、形が出来上がっても
まだ温度は500℃ほどあるらしい・・
このまま常温に置いておくと、ひずみが出来て割れてしまうそう・・

なので、除冷庫と言われる中に入れて
15時間かけて、ゆっくりさましていくのだとか。

ガラスは、陶芸とはまた違って
重力や遠心力といった力を最大限に使って形を作っていくもの。
初めてで、意外と短い時間(30分程)で
あっという間に終わってしまいましたが
かなり楽しく面白い体験でした。

ガラスも続けてやってみたくなりましたっ。