早朝の陽が射し始めたころ、窓の外からあのけたたましい鳴き声「ギューイッ ギュイ ギュイ ギュイ ギッュイチッ」で目が覚める。目が覚めるというより、うつらうつらと浅い眠りを愉しんでいるところを強制的に起こされてしまう。2、3年前まではワカケホンセイインコの世界だったのだが、近くの大きな欅の木の洞も埋められて巣にするところが無くなったので別のところに移ってしまったのだろう。鳴き声のやかましいのはカラスと同じ仲間のせいなのだろうか。ただ救われるのは、細身の体で尾をぴんと伸ばした姿、飛んだ時の羽根の色が群青色で美しいことです。次は飛ぶ姿です。 |
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時々、家の近くの多摩川でも高い空を円を描きながら舞っている姿を見ますがこんな近くでは見ることができません。友が上にトンビが止まってるよ、という。見上げると芽吹き始めた木の幹の叉に鳶色?の大きな背中が見える。園の人がそろそろ子造りを始める準備しているのかもしれないと教えてくれ、巣の材料は海岸に打ち上げられている海藻などを使うので大雨や大風で落ちてしまうことがあるとか。上空には仲間が「ピーヒョロロロロ…」と輪を画いて飛んでいました。 |
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◇ トビ(鳶) ◇ タカ目タカ科 学名 : Milvus migrans 日本ではもっとも身近な猛禽類です。
稲田堤駅を降り府中街道を越え菅の薬師堂に向かう。薬師堂裏の尾根道に上がってみると、頭上の小楢の幹に黒い影が動いた。日陰側なのでよくわからないが目の下に赤い毛が見える。コゲラにしては大きく、アカゲラではなさそうだ。慌てカメラを取出しピントを合わせて見るとアオゲラで、桜の蕾を啄んでいるようだ。少しアングルの良いところへと体を動かすとツィーッと飛び去ってしまった。こんなに人家に近い場所に飛んでくるのだ。まだ川崎北部の里山には自然があるようだ。 |
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ちなみのこの日は小沢城址のある浅間山でドラミングを数回耳にする。ほかにモンキチョウがたくさん飛んでいた。
亀甲山古墳の斜面に生えている桜の古木に何か動いたようです。じっと見ていると縞々の背中が見えます。尖った嘴で幹を突きながら上に登って行きます。虫を突き出しているコゲラ君でした。 |
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早朝、やっと光の扉が開きかけたころ一羽のヒヨドリがテラスにやってきます。今朝はメジロが食べ残したリンゴを小さく切って置いてやりました。メジロには別に籠の中に・・・ヒヨドリが入らないように・・・入れてあります。彼をアップて見るとなかなかお洒落な毛並みをしていてダンディーです。 |
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家の近くの多摩川では滅多に見ることのできない「コガモ」を2羽見つけました。岸の陰からカルガモが出てきて2羽を追い払っています。体が小さいが眼から首にかけた緑の帯、嘴の上にある黄色、尾の付近の黄色が目立ちます。 |
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矢張り野川には水鳥が多く、近くで観察することができる。・・動物を大事にしている地域で、鳥たちが人慣れしているようだ・・暫く漁をする姿を見ていたのですが獲物は捕らえられませんでした。 |
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