井田病院に隣接した「中原区市民健康の森 井田の森」に、母の面会帰りに歩いてみた。この前まで紅葉した葉が一杯着いていたクヌギ林も、昨夜の強風で殆どが吹き飛ばされてしまい野鳥の姿がよく見えるようになった。ツピーツピーツピー、ヂィュクヂィュクなんて鳴き声が聞こえ、小さな姿が枝の中を飛び回っているのが見えた。その姿のさまざまです。
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「新しい実を刺したよ。」 ・・・・ メジロの餌篭に新しいミカンを刺したら、まず最初にスズメが様子を見に来ました。 観察して見ると、スズメは竹串には留まらないで、木株の上で実の中に首を伸ばして食べています。 矢張り敏捷なメジロは、細い竹串に留まって食べています。始め臆病なスズメは篭の中へは入らなかったのですよ。
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12月に入ってから用意したメジロ用のミカンを入れた餌籠、最近まで雀ばかりが突いたのですが、夕日が紅色の光りを投げかける頃、新しいミカンを用意して待っていたらやって来ました。チィーッ ティーッと鳴きながら、小さな体を敏捷に動かし篭の縁に留まって周りを見渡し、ミカンに突っついています。近くによって静かに聞いたら、多分チューチューと果汁を吸う音が聞こえるかもしれません。これから来年の3月くらいまで、この可愛い姿で飛んできてくれるでしょう。
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土曜日くらいから気温が下がり冬らしくなってきた。河原に出てみると、冷たい川風が吹き少し川面が波立っている。それにつれ水鳥の数も増えてきたようで、今日は岸近くで真っ黒な体に真っ赤な眼のオオバンに会うことができた。下は岸の柵で水に入ろうかどうしようか、迷っているように見えたユリカモメ、暫く見ていたが中々入ろうとしないでいた。
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雨が止んでも気温は上がらず、5、6度を終始して寒い一日でした。夕方になり外を見ると、夕日が電線で餌を待つ雀たちをピンク色に染めています。羽根毛に空気を一杯入れ、モコモコの雀です。「餌、早くくれないかな」て云ってるのでしょう。
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まだ多摩川では見られないカモが野川には帰って来ていた。深緑の首に白いネックレスをしたマガモと、尾っぽをピンととがらせているオナガガモたちです。カルガモと違いカメラを向けるとみんな背中を見せて遠くへ行ってしまいました。
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冬の間の彩りにビオラを植えようと、苗を探しに行った園芸店の庭にある柿の木からピィーッ ピィーッと声がする。ジッと静かに観察していると、小さな姿が隣のミカンの葉陰から柿の枝に下がっている熟した実に飛んできては突いている。店の主人が、「柿に病気が出て、皮が黒くなり中まで少し黒くなっています。メジロやヒヨドリの餌に丁度いいでしょう。」
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早朝の一刻、雲間から日が射し街路灯の上にユリカモメが休んでいました。今まではウミネコの場所だったが、いよいよ冬になりユリカモメたちが戻ってきました。橋の下で誰かがパンを投げているようで、カモメやヒドリガモたちの取り合いが始まりました。大きな塊を咥えたものに仲間が寄ってきて激しい取り合いです。日が陰ってきて天気が悪くなるようです。
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寒い、寒い。気温4度。多摩川の岸近くまで水鳥を見に来たら、突然、足許から羽音が聞こえ大きな鳥が飛び上がりました。両脚を後に揃え、パサッ パサッ と云う羽音を立て、風切り羽根を水面に浸しそうにして飛び上がって行きます。
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