海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

NHKと冠海雀

2007年08月13日 08時51分43秒 | まちづくり・ボランティア
NHK総合テレビのドキュメンタリー番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」で十五日午後七時半から冠海雀が紹介された。

海杉が、もう、10数年前にビデオで紹介したあのカンムリウミスズメだ。
そのときのビデオの題名は「日本のガラパゴス」とビロウ島を名づけた。「ダーウィンが来た!」と似ているので笑ってしまった。

カンムリウミスズメを取り上げてくれるのは、さすがにNHKだが、もう少し早く来てほしかった。まだ、番組は見ていないけど、感動の場面は、やはり巣立ちのときだろう。

あの時の青年会議所のテーマが「地域の宝を見つけよう」というものだった。あの時は誰もカンムリウミスズメが地域の宝だとは思ってくれなかったみたいだ。本当に大切なものは、なかなか認めてくれないし、幾ら話をしてもわかってもらえないものだと思う。外部の人間が「これは貴重だ。珍しい。守らないと」といわれない限り動かない。それでは、手遅れになってしまう。それにその時間がもったいない。

取り返しのつかないことを多くの人たちが気づいても後の祭りでしかない。そんなことをこの日向でいくつも見てきた。この辺の動きは本当に情けない。

まちづくりというカテゴリーにカンムリウミスズメが入っているのかという問いには、「この生物を守らないで何がまちづくりだ」と言いたい。

先日、「NHKの番組みたよ」と何人もの方が声をかけてくださった。本当に有り難い。あの時の活動がきちんと生きているからこそ、今の海杉の活動に協力してくれるのだなあと感じるわけです。

それにしてもNHKさんは、「尾ひき蝙蝠」のことは、番組では取り上げなかったのかなあ。
カンムリウミスズメより貴重な生物なんだけど。やっぱりマダ甘いよね。