海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

古民家検定

2010年03月02日 01時45分21秒 | 古材
「古民家検定」なるものを作ろうとしています。

発案者は「海杉」だそうです。

多くの人に古民家の面白さや知識を持ってもらいたいと言うことだけでなく、古材や古瓦を利用した新しい生活を身に付けて欲しいと考えています。

エコでロハスな生活は、古民家から学ぶと言う発想です。

多くの方が挑戦して欲しい検定です。

今年の古材の動き

2010年02月24日 07時03分33秒 | 古材
今年は、古材事業がかなり動くのではと予想している。みやざきアングル

商売とはいかないが、漁港の砕氷所、菜種油製油所、洋室のある古民家などだ。

まず綿密な調査と修復作業が大切で一般の方の見学や解説なども含めて資料作りが出てくる。

古民家の事業の柱は、まず保存。できなければ、移築だ。それでも無理ならば、記録、記憶。そして、最後は解体して再利用だ。

うまくいけば、JR大野下駅にも絡むことができる。

古材は、流通させなければ、商売にならないが、残す技術を磨かなければ、本来の目的には程遠くなる。

なぜ古材を保存するのか?

なぜ古材を使うのか?

今の建築にない動きを今年は、仕掛けていこうと考えている。

大野下駅

2010年02月23日 09時56分21秒 | 古材
九州JRの方から電話が入った。

「熊本だけど・・・」

いつもの歯切れがない。

「木造の駅舎を解体することになって…」

「残しましょうよ」

「いや。もう、ダメなんだ。新しい駅ができているんで…」

「残念ですね」

「海杉さん!何かできないか?」

「もし、熊本の仲間がやる気があれば…」

建物は、残せる残せないは、建物の持ち主が最後は判断することになる。建築保存は、感情だけでは、成立しない。

でも、保存は、現物を残すだけではない。

記録や記憶も保存活動なのだ。

海杉は、記録や記憶の保存活動で最後の砦を築こうと考えている。

建物は、詳細な記録があれば、復活ができると信じている。

大野下駅は、歴史的にも価値のある駅舎だ。

地元の人たちだけでなく、全国の人たちに知ってもらい、忘れてはならない記憶として保存したい。

2月23日 宮崎日日新聞に掲載予定

2010年02月21日 21時28分44秒 | 古材
宮崎県の地元紙「宮崎日日新聞」から半年かけて取材をしていただいた。

古民家、環境などがテーマの企画だ。

なかなか、取材も思うようにいかなかったと思う。

どんな紙面になるのか楽しみだ。

私などは、ほんの数行だろうが、取材していただいた記者の方の並々ならぬ熱意には、感心した。

休日なのに私と同行取材をしたり、取材先で同じ新聞社の方と同席になったり、苦労もしただろうが、ようやく、発行だ。

2月23日(水)だそうだ。

本当は、「解体風景がほしい」とのことで何度か連絡をいただいたのだが、どうも時間が合わない。

延び延びになってしまった。

記者の熱意の塊の企画をどうぞ読んでほしい。




古民家再生プロジェクト

2010年02月20日 08時43分58秒 | 古材
いよいよ、古民家再生プロジェクトが動き出す。

どのようなプログラムかと言うと

一般の方に古民家を再生するテクニックを学んでいただき、再生事業の支援ををしていただこうという趣旨の事業だ。

いわゆる、裾野を広げようと言う企画。

「築」を学ぶ

土壁、瓦、古材、古竹それぞれの部材を有効に生かす手法や再生することを学ぶもので先人の知恵を生かすことになる。

講習の募集をかけ、1年間で10講義と言う風にしようと思う。受講料は12000円で定員は20名程度だ。

まだ、テキストはできていないが、海杉の頭の中には、もうできている。

日向古材本店がいよいよ、本格的に動き出す。

古民家解体

2010年02月18日 08時09分25秒 | 古材
本日、古民家解体する。

とは言っても、内部の良い部材だけ大工さんにとってもらう。手払い解体だ。

海杉はこの時間が、解体の中でも大切な時、と考えている。

大工さんを養成したいという行政や業界の強い希望はあるが、大抵はうまくいっていない。

募集しても集まらないし、集まってもすぐにやめるためだ。

海杉の会社に関わる大工さんには、この手払い解体作業をやらせています。

なぜか?

それは、技術の習得になるからです。

新しい大工を養成することも大切ですが、バリバリの現役大工に昔の技術を学ばせることも大切なのです。そんな建設会社が減ってきている今こそ、解体現場に大工を送ることが大切になって来ているのです。


井戸の清め

2010年02月14日 15時06分58秒 | 古材
井戸をつぶす前に御祓いをしてもらいます。

一升瓶に井戸の水を入れ、神事をおこない、ビンの水に水神様にはいていただきます。




日が暮れて、近くの川に井戸水を返すのですが、いくつか決まりごとがあります。

一つは、無言で行くこと

そして、振り返っては、いけません。

日が暮れるといのは、9時か10時ごろで神様が寝静まった頃です。

神事が終わってその日の内に川に返しにいけなければなりません。

返す場所も海に近い河口付近ではなく上流の海水と交わっていない水に返します。

返す時には、栓を抜き、感謝の言葉と「どうぞお帰りください」と告げるのです。

私たち解体する業者は、水神様を恐れますが、井戸をつぶす時は、息抜きを井戸にいれ、綺麗な砂をいれていきます。

息抜きですが、竹を使います。笹葉を落とし、枝を払い、節を抜きます。

節を抜かないと息抜きになりません。

塩ビパイプを使う業者もいますが、これでは、息抜きになりません。小さな井戸を作っているようなものです。

水神様はとても強い神様で力が完全に抜けるまでに時間がかかるのです。

竹がやがて腐り井戸が詰るまで時間をかけて出て行っていただくのです

メガネ

2010年02月11日 23時48分08秒 | 古材
メガネを久しぶりに買い替えた。

2003年以来だから7年ぶりだ。

日本のメガネは高い。

03年には観光で韓国で買った。韓国は安いという情報を仕入れいたからだ。

確かに安かった。

そこで3つ買った。

今回は近くのメガネ屋さんだ。

色々と便利だろうということだったが、やはり、高かった。

メガネは、流行があるらしく、私が求めていたメガネはなかなか店には置いていない。流行遅れだ。

でもやっと以前と同じメガネを見つけることができた。この手のメガネをもう、20年近くしているのだから・・・。メガネでイメチェンは当分ない。

今流行のメガネ市場・Drメガネなどは、韓国で作らせるお店だ。

古材倉庫 オーナー会議

2010年01月29日 23時18分10秒 | 古材
今年もオーナー会議に出席した。

今回は東京、情報交換が主な目的だった。

会議も終わり、懇親会の席で井上社長が、古民家サポータ倶楽部の構想を話し始めた。

「う~ん」??

どうも、上手くまとまっていないらしい。

そこで、海杉から提案!

古民家鑑定士を増やす作業より、「古民家調査士」の通信教育はどうだろう。

基礎から学んで6ヵ月後に修了。認定バッチと修了証で物件対象になる古民家を見つけて本部に報告して鑑定士が鑑定書を発行するだけで調査費をもらえるシステムだ。

底辺の拡大が一番の目的だが、アンテナを増やすことの方が古民家鑑定士にとっては重要なポイントになる。

必修学科、選択学科、基礎学科など大切なポイントをわかりやすく説明できる教材作りが大切だろう。

古民家鑑定

2010年01月15日 06時17分05秒 | 古材
古民家を鑑定するには・・・。

古民家の鑑定には、いくつかのポイントがある。

一つは、築年だ。登記、確認申請の書類、固定資産税の書類からも判断できる。現場調査で棟板からもわかるが、構造を見るだけでも年代を特定することはできる。

実際にあった話だが、これらでも判断できなかったケースがあった。

昔、大工さんが自分で建てて、登記もせず、固定資産税も支払っていなく、大工さんだったご主人の記憶だけしか、残っていなかった。

何の証明もない状態で築年を判定しなければならない状態で困った経験があります。

その場合、固定資産用の航空写真が判定の決め手になる場合があります。しかし、この写真を見せてくれるかは、わかりません。

そのほかに米軍が終戦直後に撮影した写真があるハズです。意外と知られていませんが…。

保健所から

2009年11月19日 20時36分21秒 | 古材
今日は、何かといろいろなことがありました。

土木の日と言うことで坪谷小学校を清掃作業でした。

びしょ濡れになりながら、きれいになっていく校舎。

牧水庵でうどんを食べて・・・。(牧水庵は、弊社が建設した建物です)

そして、門川の金丸さんからの会社訪問を受けました。様々な活動をしている海杉の会社を訪問させて欲しいという以前からのリクエストでようやく実現しました。(本当にすみません。時間が中々都合がつかなくて・・・)

金丸さんからの情報は、とても素敵なシステムキッチンでした。この話は別の機会に。

金丸さん!また情報交換しましょう。

そして、保健所さんからの電話でした。

会社の電話の調子が悪く「不法投棄」「古材」「お願い」と断片しか聞き取れません。(もう限界です。明日、電話機を買いにいこうと思います)

直接、保健所へ行くことにしました。

保健所では「不法投棄」の古材を回収して欲しいという要望でした。

明日、見に行きます。

まあ、ボランティアのような仕事になりそうですが、不法投棄はいけません。


松山にいます。

2009年10月24日 05時39分08秒 | 古材
松山は、古材倉庫の本部があるところです。偶然ですが、木の建築賞の2次審査も同じ松山なのです。
そこで古材倉庫のスタッフの方と情報交換をさせていただきました。
古材倉庫の未来像等を語って楽しいひとときを過ごせ、感謝申し上げます。
ちょっと、緊張感のあるこの出張で知らない土地ではなく、知人が、居て、温かく迎えてくださることは、何よりの応援です。
話が木材屋さんの話になったときは、お互いの経験を踏まえた議論が出来たことは、大変有意義でした。
せっかく、緊張感もほぐして、いただけたのでプレゼンはがんばらないと!

松山に行ってきます

2009年10月23日 08時35分21秒 | 古材
松山に行きます。

松山は古材倉庫の本部が、今回は、別の用事です。

木の建築賞のプレゼンです。代理の発表者なのですが、このプレゼンが2次選考ですので少々、プレッシャーを感じております。

古材倉庫には、行きませんが、Kさんとは、お会いする約束です。

古材や建築について話したいと思います。

北川のせせらぎ塾

2009年10月07日 16時05分55秒 | 古材


アップが遅くなりましたが、北川のせせらぎ塾でお話をしてきました。

30分前に着けば良いですよと言われ、ぴったり、30分前に着きました。

パソコンとプロジェクタのセッティングをするのですが、前回、うまくいかなくて困ってしまったのですが、今回は、詳しい方がスタッフにいて助かりました。

15分のビデオ見ていただき、弊社が行っている仕事を理解していただきました。

みやざき経済ナビは、結構、みんな見ているのです。

今度、再編集して各機関に無料で配布されるそうでその中のベスト50に選ばれました。パチパチ

11月には、日向工業高校の建築科見学会を北川で行います。

何かとご縁がある北川です。

これからもよろしくお願いします。