海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

林業の危機

2008年08月26日 23時37分58秒 | 森林
我が国の林業界は、危機的状況に追い込まれている。

状況は、地球温暖化や環境問題などフォローの風が吹いているにも関わらずだ。

特に行政がひどい。現場を理解しようとせず、補助金のばら撒き!

体質が、補助金あり気になってしまっている。

情けないのは、情報の発信とキャッチの手法だ。

ヤフーの知恵袋を見て欲しい。素人が素人に答えを出しているが、嘘っぱちだ。本当の意味さえ分かっていない。そんな間違いがまかり通り、誤解が誤解を績んでいる。

昔、食管法は、誰のためにあって、最終的には誰のための法律であったか。行政の人間が、都合の良いように解釈して、捻じ曲げて、捻じ曲げた法律になっていた。

林業も同じだ。

どこかに大切な視線を忘れてきている。

本当の情報発信は、どのようにすれば良いのだろう。一例だが、

ヤフーの知恵袋に質問する内容は、実は、ほとんど、同じようなものが多い。これらの質問を正確に解答できるQ&A集が検索でトップになるような工夫をするだけでも誤解がなくなるのではないだろうか。

正しい情報を的確に発信できるサービスをしないと大変なことになる。

企業のインターネット対策は、ものすごい。行政が、非常に遅れている分野だ。なぜだろう。どうしても、委託、外部発注になるからだ。自前ではどうしてもできない。

林野庁は、ここに専門部会を作って資本を投入するとかなり違ってくる。

なぜ、情報発信をするのか。今までは、広く伝えるという「周知」が目的だった。ところが、行政は、情報の収集が発信によってできるということを知らない。

昔、行政が情報を持っていた、情報が行政から出ていたし収集をしていたからだ。今は、行政が情報不足になっている。

なぜ?

答えは簡単だ。昔が10の情報だったとすると今は、1000の情報が蠢いている。桁違いに情報が飛び交っているのだ。10くらいだと持っている価値が低い。

新しい情報の収集方法を見つけないと大変なことになるということだ。

一般の企業は、そのことに気づき始めた。

林研グループとの交流

2008年07月18日 08時42分50秒 | 森林
林業の方と交流をした。

何気なく、テーブルに木片を置いておく。

一番分かりやすい、一番関心のある話だ。林業の方の現状をどんな方法で打開するか。何処の馬の骨とも分からない海杉の話を聞いてもらうためには、少々、演出が必要だ。

今回は、海杉が、立方当たり、1200万円の木材を売りたい話をしたい。もちろん、杉コレクションの参加、協力してもらうための話だ。

林業の方の立方当たりの金額は、7000円から10000円でざっと1000倍の開きがある。驚くのは、当たり前。

「コレは何ですか?」興味を持ってもらう。

手にとって、触ってもらい、不思議そうに尋ねていただければ、「いくらだったら買いますか?」と尋ねる。

「えっ」

「これを3000円で売ろうと思っています」

「3000円ですか?」

「高いですか?」

「1000円なかどうでしょう?」

「いいかも…」

「この木片、3000円の時、立方12000万円で1000円のとき立方400万円です」

「げっ!!」

「木材って価格が分かりづらいですよね」

林業者の方の価格の意識と消費者の価格の意識の違いを木片と価格で話してみると皆さん、同様に驚かれ、なぜ、なのかを海杉に聞いてくる。

聞いていただく状況ができたとき、はじめて、海杉論を展開するようにしている。まあ、しゃべるしゃべる!!!

話のつかみを捕らえないとどんないい話でも聞いてもらえないと考える海杉があみ出した演出方法だ。

価格を決まるのは、主導権を持った人で、相手を知り尽くした人でなければならない。一般のユーザーの動向が気になるところだ。そのためには、イベントを通じて消費者の気持ちを掴み取る訓練をしてほしいと言うわけだ。

林業の方が何をするのかイベントが、イベントでは、終わらないためにやるべきこと目的を掴んで欲しいと願う。


GW中にやったこと

2008年05月07日 01時31分00秒 | 森林
我が家には、月桂樹の木が、植えてある。

とても大きくてお隣さんの敷地まで茂っているので、伐ることにした。

高枝バサミをホームセンターから買ってきた。アルスと言うメーカーのものだ。この会社は、以前、大阪の会社にいたときに仕事をしたので覚えている。

当然、お世話になったし、良いモノをつくっていると同僚が話していたので即買うことに決めた。

使い勝手が良い。娘も手伝ってくれた。じゃんじゃん伐っている。

高枝バサミにのこぎりを取り付けた。これがよく切れる。

ほとんど枝がない状態になってしまった。

枯れるかもしれない。

実は、庭の松を伐って枯らしたことがある。いくつもの造園屋さんが「良い松だから、手入れをさせて欲しい」と何度も頼まれたことがある松だった。

月桂樹も葉は、ロリエでこれがすこぶる高い。

でも、枯れても仕方がない。

明日から、ゴミ出しの方が心配だ。

未植栽地事業

2008年04月30日 11時40分53秒 | 森林
未植栽地事業は本末転倒と書いたら早速、クレームがきた。

海杉のクレームは、意見・注文と言う意味にとってもらいたい。(元来の意味)

なぜ、禿山に植林する事業が本末転倒なのか!

禿山を何とかしなければならないという意見は理解できる。

しかし、山主が、材を伐って、植林しなければならない山にあえて公金が使用されることは、おかしいということだ。

しっかり、伐って植えている他の山主が、バカらしいことになってしまう。何とかお金を捻出して苗木を植える行為をやめてほっておけば、税金で植えてくれるんですよと言うような行為である。

おかしい。

言い方は、失礼かもしれないが、「泥棒に追い銭」だ。

そこまで言う必要はないかもしれませんが、再造林を考えない山主は、やはり、ひどい伐採業者を使っているのです。

経済は、循環している。需要があれば、供給は拡大する。

本当に大切なことは、材の需要の裾野を広げるかだ。

「海杉さんは、底上げをしているんですね」と若い木材経営者から言われた。「違いますよ。私は、裾を広げているだけなのです」

今の木材関係の人に必要な動きは、この裾をどのように広げるかです。

無法者を助ける未植栽地事業よりも無法者を出さない制度を作るべきなのです。

杉コレクションの危機

2008年04月29日 08時22分55秒 | 森林
杉コレクションの開催が不安視される事態が発生した。

今まで協力していただいた宮○県県木○流通○進機構からの支援が受けられない状態に陥ってしまった。

担当のKさんは、かなり頑張ってくれた。

まあ、仕方がないことかもしれない。妙に勘繰られても気持ちが悪いのでここは、「あっそうですか」と引いた感じだそうだ。

海杉自身は、それで良いと思う。

これからは、未植栽地事業に全ての資金を使いたいそうだ。たった一人の声の大きな人に振り回されていると伝え聞く。

そんな独裁的な機関からの支援は、こちらから願い下げだ。

未植栽地問題の事業は、県がもっとも力を入れている事業で、知事もしきりに話していた。

しかし、海杉は、経済の理論で話をすれば、本末転倒の事業だと県の幹部に話したことがある。内田洋行を見て思ったはずだ。

それがわからないようだともう話にもならない。

森林土木がうまく根付かない理由

2008年03月20日 09時38分03秒 | 森林
森林土木は、一般には知られていない分野です。

なぜでしょう?

ひとつは、目に付かないからです。

人里離れたところで工事が行われています。

専門にする土木会社も少ないことも理由にあります。これは同時に森林土木従事者が少ないことを意味しています。

スーパー林道と言う華やかな工事もありますが、殆どは、誰も知らない構造物ができるのです。

これからの公共工事は、一般の市民に理解してもらわなければ、成立しないと考えています。森林土木は、そういうと段々尻すぼみになっていくのでしょうか

海杉は、考えます。森林土木は、もっと発展しなければ、林業自体が危ういものになると。

林業者の労働災害は、非常に多いものです。少しでも安全な作業をするために林道や作業道は欠かせないものです。

里山の整備を進めることは、都市に集中するインフラを分散するツールになるはずです。人がいないから不要であるという考え方は、間違っています。国土は、等しく繁栄を享受しなければなりません。人間の体と同じなのです。足だけでかくなった人間や心臓だけ強靭な人間が、果たして刻々と変わる環境に対応できるでしょうか?

国土は、人間と同じであるべきだと思いますし、その機能を失うととんでもない国家が生まれてしまいます。

林業者の嘆き

2008年02月10日 04時54分47秒 | 森林
「俺、もう素材生産業やめようと思う」

林業者にもさまざまな形態がある。

彼は、材を伐って、製材までする。

宮崎でも有数の素材生産業者だ。

彼は林家になろうと考えていると話してくれた。

知事に近い方から「知事が宮崎の禿山をなんとかしたい」という話があった。

知事も今の現状を嘆いていると聞いて、「なかなかやるな」と内心思ったものだ。

すぐに、その対策を話した。

しかし、マスコミを通じて、流れてきた情報は、まったく別物の対策方法だった。

県の血税を禿山対策に使うというものだった。

「バカか」と思った。

宮崎の林業を餓死させる対策で何の有効な手立てでもない。

以前、「林業者に誇りを…」とこのブログにも書いた。この言葉は、大きな反響があった。

今禿山をしている山の所有者は、お金がないから再植林をしないという。お金がない理由は、国産材の価格があまりにも安いと嘆いているからだ。心ある林家は、歯を食いしばりながらも、植林を行ってきた。少しでも国産材の価格を上げる努力をしてきたのだ。もし、再植林をしない禿山の山の所有者に補助金をあげるから植林しなさいと言っても例えは、悪いが「泥棒に追い銭」のようなものだ。

知事の無知が、先走ったことをしてしまった。まあ、静観しておこう。

そしたら、政府もバカなことをするらしい。

この国の役人は、林業者を食い物にしている。

「森林間伐等実施促進特別措置法案」なるものが、閣議決定されるらしい。

間伐材に補助金をつけたら、補助金目当てで、材がでてしまう。市場の価格とは別の次元で国産材の価格ができてしまうのだ。

海杉が、このブログに経済を時々書いている。林業に携わっている人にも経済の動向が非常に密接に関わっていると感じるからだ。経済的に苦しい林業者を本当に救う方法は、補助金をばら撒く行政の手法では、ダメだ。

国産材の適正な価格を消費者に知ってもらわなければ、何の意味もない。安い材が大量に市場に出て、そこそこの値段で製品として消費者の手に渡る。「補助金だけでももらえるから何とかなるは…」では、再植林もしないだろう。悪循環がまた始まるのだ。

どうすれば良いのか。

即効性は、ないが、林業の方が、素材生産業の方が、再造林しようと思う価格設定で取引できる価格を消費者に納得してもらう努力を製材業・木材業者にしていただくことが大切だ。

市場経済は、単純明快だ。ほしいと言うものは、高い値段をつけた人が買う。本来「高いモノ」を補助金で安くしてしまうと消費者はその時は喜ぶかもしれないが、後でその負担が来てしまう。適正な価格を消費者が納得いくまで理解してもらう努力怠らない。

それがまっとうな商売だ。

間伐材を生かした「森づくり・ものづくり」コンテスト

2008年02月04日 12時36分53秒 | 森林
年末にこのブログでも間伐材を生かした「森づくり・ものづくり」コンテストのぎりぎり応募した話をしました。

コンテストの審査発表がありました。

郵送で来ていましたので、「ああ、落選してもちゃんと知らせてくれんだ」はじめから、入選を考えていない気持ちで封を切ると・・・。

「優秀賞」受賞だそうです。


うれしいニュースだったので誰にも言わないでブログにかきます。


どんな作品だったか、簡単に説明しますと

「漁船を守る防風柵」

山の人たちは、「間伐しないと山が荒れる」と言って「間伐材を使え!」と言うけれど何処で使うかをきちんと説明していないと説教にも似た論調でした。(笑い)

海で間伐材が使われれば、どんなに喜ばれるかと言うことで「漁船を守る防風柵」にしました。

「海を守る」が「山を守る」です。

この話はブログだけにしておきましょう。


割り箸とマイ箸

2008年01月28日 18時08分44秒 | 森林
国産の割り箸が「環境破壊している」と言われて、海杉は、「間違いだ」としっかり、反論できる。

国産の割り箸は、最後の端材まで使おうと言う日本の文化であり、日本人の知恵の結集であると付け加える。

しかし、割り箸が使用後に捨てられる量は、住宅の何万軒分にも相当する。外国の貴重な木材資源を使い捨てで行う悪しき慣習と言うレッテルが未だに付きまとっている。だから、住宅にはできない木材なのです。

「自分の箸を持とう」という方には、理解ができないようだ。マイ箸ブームに乗せられている人には、きちんとした情報が伝わらないのだろう。

自分の箸を持ち歩くのは、決して悪いことではない。マイ箸を持ち歩くという自分のポリシーと「国産割り箸は環境に悪いから使わない」と言う間違った情報を混同しないでほしい。

国産の割り箸が、偽の情報に惑わされて、国産の割り箸を作る業者さんは、「自分たちは環境に良くないことをしているんだ」と思い込まされ、自責の念でやめていった方もいるという。

国産材割り箸撲滅を叫ぶマイ箸論者が、実は、国産材の環境破壊を推進していることになることに早く気づくべきだ。

では、マイ箸論者さんは、どうすれば良いのか。国産材の割り箸をきちんと店主に求めてください。なければ、マイ箸を使ってもらえれば良いのです。

本当に環境にやさしいことをするために何をすべきか、もう少し議論してから行動に移るべきなのです。安易な行動が実は、環境破壊を起こしていることを私たちはいくつも見てきたではありませんか。

山の仕事

2008年01月02日 21時46分20秒 | 森林
http://www.rinsaibou.or.jp/
海杉は、会社の社長です。毎朝、従業員を会社から送り出す時、「怪我をしませんように」「無事で帰ってきますように」と祈りながら送り出します。

もし、ひとたび、事故が発生すれば、全て社長である私の責任となることを覚悟しているからです。

最近、山でチェンソーを使う機会が少なくなっていますが、油断は禁物です。事故は、いつ何時起こるか予想ができないものなのです。

山の仕事は過酷で危険と隣りあわせなのです。みんなが食べていくための仕事だから毎朝のこの緊張感を持続させなければなりません。

朝礼で耳にタコができるくらい話していることがあります。

「無理」「無駄」「斑」をなくす。「危険なことはしない」「小さな怪我が大きな事故を招く」

聞きなれてしまってはダメです。緊張感を適度に保つように朝礼にも工夫したいです。

かくし芸とチェンソーの件で思ったこと

2007年12月30日 10時43分00秒 | 森林
今回のチェンソーかくし芸の件で感じたことが3つあります。

放送局の倫理観の欠如と危機管理能力の崩壊。そして、インターネットの効果です。

電波という公的なもので放送をするテレビ局に社会的な倫理観が備わっていなければ、視聴率主義と言われてもいたし方がないことです。海杉自身は、倫理観のないテレビ局よりもスポンサーの方に申し入れをすべきなのではと思いました。

危機管理能力のなさは、法令遵守できていない点を事前にクリアーせずに製作していることです。この件は、実際には行なっているのですから、労働基準監督署の調査が必要です。事故があったから調べるのではなく、事故を誘発するような仕事をしていると言う点は、事故防止の観点からも見逃してはならないことです。


 コンプライアンス compliance / 法令遵守
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/compliance.html

インターネットというモノは、すごいですね。改めて、私たちも倫理観と危機管理能力をしっかり身に付けなければならないと感じた次第です。
 

新春かくし芸 チェンソーその後

2007年12月29日 06時45分50秒 | 森林
出来杉さんのブログによりますとTV局は、頭上でのリンゴ皮むきのシーンをカットするみたいです。チェンソーのメーカー名も見せないようにするとのことでした。

果たしてこの約束が、きちんと遂行されるか?

このことでチェンソーに対する一般の方の認識は、どうなるか?今のところ、分かりません。

今回の芸が、法律上許される範囲なのかも知りたいと強く願ったものです。(でないとまた同じ問題がでてくる)

人にチェンソーを向ける行為がどれだけ危険なことなのか一般の方は、知らない。少なくともチェンソーを使っている人間は、知らない一般の方に教えるべきだし、決してしてはいけないことをさせてはならない。

今回の件は、指導者と言う人がいたこともチェンソー界では、反省しなければならないだろう。

全面解決ではないけれど、何とか今年中にカタがつきそうだ。

HPの番組欄から消えている

2007年12月26日 08時31分13秒 | 森林
http://wwwz.fujitv.co.jp/ichioshi07/080101kaku/west_05.html

先日、こんな番組は、放送してはいけないとこのブログでも取り上げたが、TV局のHPから削除になっている。

これは、TV側の配慮だろうか。

海杉の予想では、放送するべきか審査しているところだろう?もう、収録は終わっているから、今更、撮り直しは、できないだろう。

番組製作者の腕の見せ所ではあるが・・・。

簡単な方法は、その部分だけ、かくし芸を入れ替えると言う方法だ。今なら、まだ間に合う。

TV局もこの抗議を受けても無理に放送して、事件が起こったらそのバッシングは、相当覚悟しなければならないでしょう。

このかくし芸を指導したと言う先生と言われる人物にも、きちんとした再教育が必要だ。




こんなことを許すようでは・・・

2007年12月24日 11時32分45秒 | 森林
正月にとんでもないことが放送される。

http://wwwz.fujitv.co.jp/ichioshi07/080101kaku/west_05.html

まずは、この番組に抗議したい。

絶対!放送してはいけない。

安易な番組の放映は、何も考えず真似する人がでてくる。事故があったら、とんでもない大惨事に直結する。


海杉が講演会をすると公共工事を「悪」と決め付けるようになったマスコミの話をしをする。漫談で年度末に急激に増える公共工事を面白おかしく話すタレントがいた。確かに公共工事は、年度末に集中する。余った予算を使ってしまわないとと言う考えもあるだろう。しかし、それだけではない。冬に仕事がなくなる農業従事者の現金収入は、その冬の公共工事が主な収入源だ。夏場や収穫時の秋などに季節労働者は、いないのだ。この農閑期の季節にしなければ、どうにもならないことも現実問題としてある。自分たちの理屈だけでそのものを「悪」と決め付けるには、浅はか過ぎる。
講演会では、このような小さいことにもきちんと反論できるようにしておかなかった業界の慢心が現実の国民にソッポをむかれた公共工事にはあると結ぶ。

今回のチェンソーのかくし芸もそのひとつだ。

この番組を「はははあ」と笑うようでは、林業界にも未来はない。

イースター島

2007年11月21日 15時51分10秒 | 森林
イースター島に行ったことがありますか?

海杉は、イースター島に行ったことがあります。

この島は、かつて、人口2万人の島でした。

しかし、森林を切り、島の木が全て切り倒されたためにかつて栄えた文明も滅んでしまったと言われています。

一説には、モアイの製造競争によって森林破壊か進んだとも言われています。

互いの部族が、巨大なモアイをつくり、争いの勝者が敗者のモアイを破壊して、島のほとんどのモアイが倒されていたそうです。

イースター島の住民はイルカを主食としていたそうです。大きな木で船に作り、イルカを獲り、食料としたそうですが、森林がなくなり、大きな船が作れなくなると食料不足に陥り、飢餓が、争いを起こすようになったという説もあります。

いずれにせよ。今の世の中と似ているのかもしれません。

森林破壊が、世界の平和を崩す元にならないことを祈ることだけです。