海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

割り箸とマイ箸

2008年01月28日 18時08分44秒 | 森林
国産の割り箸が「環境破壊している」と言われて、海杉は、「間違いだ」としっかり、反論できる。

国産の割り箸は、最後の端材まで使おうと言う日本の文化であり、日本人の知恵の結集であると付け加える。

しかし、割り箸が使用後に捨てられる量は、住宅の何万軒分にも相当する。外国の貴重な木材資源を使い捨てで行う悪しき慣習と言うレッテルが未だに付きまとっている。だから、住宅にはできない木材なのです。

「自分の箸を持とう」という方には、理解ができないようだ。マイ箸ブームに乗せられている人には、きちんとした情報が伝わらないのだろう。

自分の箸を持ち歩くのは、決して悪いことではない。マイ箸を持ち歩くという自分のポリシーと「国産割り箸は環境に悪いから使わない」と言う間違った情報を混同しないでほしい。

国産の割り箸が、偽の情報に惑わされて、国産の割り箸を作る業者さんは、「自分たちは環境に良くないことをしているんだ」と思い込まされ、自責の念でやめていった方もいるという。

国産材割り箸撲滅を叫ぶマイ箸論者が、実は、国産材の環境破壊を推進していることになることに早く気づくべきだ。

では、マイ箸論者さんは、どうすれば良いのか。国産材の割り箸をきちんと店主に求めてください。なければ、マイ箸を使ってもらえれば良いのです。

本当に環境にやさしいことをするために何をすべきか、もう少し議論してから行動に移るべきなのです。安易な行動が実は、環境破壊を起こしていることを私たちはいくつも見てきたではありませんか。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
割箸 作っていました。 (樹子)
2008-01-28 23:20:49
うちでも 昔 端材で割箸作っていましたよ。
生産をやめてから 端材はお風呂の焚き物になり、
それも石油ボイラーにとって代わられ
単純に燃やされ その後 もったいないのでチップしました。

が、チップも人件費と電気を使ってつくっても、何をしているのかわからない程の金額にしかならず
今は、炭にして建築させて頂いたお家の床下に入れています。

割箸が問題になった時に、近所のコンビニに使ってもらって回収して(今 やってるプルトップみたいな感じ)炭にして、畑や田んぼ、森林の土壌に使って カーボンオフセット みたいなシステムがつくれないかと思ったのだけど 機械がすでになくなっておりました。ハハッ。

自動化できる大量生産用の機械入れても 小さなとこでは やっぱり むずかしい。。。
返信する
割箸 (海杉)
2008-01-30 08:50:40
そうですか!樹子さまのところも割箸を作っていたんですね。そして、炭焼きですね。

実は、私のところも炭焼きをしていました。
植林をするために作業道を作ります。その際、伐採した雑木の処理をするために炭焼きを父がしていました。昭和11年生まれの父は、「もったいない」を地で行く人でしたから、放置される雑木を何とか使いたいと考えてのでしょう。

器用で廃材の重油のタンクを炭窯にして炭を作っていました。

海杉が父から学んだことは、全て設備投資資金に当てるのではなく、自分の周りにあるものを使ってできることを考え、作り出すアイデアを持つことです。

補助金などを当てにしないで全て手作りですると意外に安いものができます。特に昔の人が作っていたものは、既製品のモノではなく、手作りのものだったでしょうから、苦労はしますが、できるものです。そして、何より、ノウハウを自然に学べるんですね。
返信する
もったいない (樹子)
2008-01-30 13:38:58
いやー 私の父も昭和11年生まれで 「もったいない」と言って 炭を焼き始めたんですよぉ。

きっかけは、たぶん 廃棄物処理法も関係してるのですけどね。海杉さんのお父様とは ちょっと違い 売るあてもなく設備投資してしまうのです。ハハハッ

知らない間に炭焼窯が5つにもなました(自腹ですぅ)

林業も建築も 昔の人の知恵は、これからとっても貴重になってくると私も思い 地元の方の話を聞き 次世代に残せるようにしたいと企画中です。 

返信する

コメントを投稿