日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

水平環

2011年06月09日 | 仕事
午前中で何とか実測終了しました。
ちゃっちゃと出来るでしょと云われた割に、器形が取り辛いものばかりで泣きそうでした。
最後の甕2個なんて、べらりと平らで残存部が少なく径が出ないし(汗)。
あとここが1センチ残っててくれればと云うものばかりでした。
本日もテクニックを駆使して実測しましたが、なんかサクサク気分よく進まなくて嫌だったな。
これでよしと云う確信を持てない、妥協で進めた感じなんですよね。
まずは終わらせたので明日チェックして貰いに持って行きますが、お直し覚悟で行くしかねえな(汗)。

で、担当者のPCに実測終了の連絡メールを入れたのですが返信がない。
なので携帯の方にメールしたところ、今日は被災地にレスキューとの事で写メ付きの返信が来ました。
とても片付いたとは云い難い写真を見て、どっと落込む……。
道路は綺麗になっていますが、その両サイドは瓦礫や土砂の山です。
やっぱり私は現地でのレスキューは無理っぽい。
地元で出来る事をします(涙)。


昨日見た彩雲は、水平環と云うのだそうです。
時間差はあったもののあちこちで目撃されたようで、夕方のローカルニュースでも取り上げられていました。
あれはホントに綺麗でした。
普段空を見上げるなんて事を一切しないのに、たまたま見たらあんな綺麗なものがあったなんて、得した気分でした。