史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

熊本 新屋敷

2014年02月02日 | 熊本県
(白川小学校)
 前回熊本市を訪ねたのは、五年前のことになる。今般、熊本へ出張する機会を得たので、前日熊本に先乗りし、午前中を史跡探索に充てた。ホテルは新市街の繁華街の中にとった。朝九時までは徒歩でホテル周辺を回り、九時にレンタサイクルを調達して以降、少し離れた場所を訪ねた。前回は昼間でも空が暗くなるほどの大雨であったが、今回は天気に恵まれた。


白川小学校

現在、白川小学校のある場所に、かつて漢学者栃原知定が塾を開いていた。門下からは北里柴三郎や本山彦一(毎日新聞社社長)などを輩出している。栃原塾は、栃原知定自身が県立温故堂の教授に迎えられたため廃止された。

(元田東野先生旧宅碑)
 くまもと森都病院の裏手の駐車場の片隅に小さな石碑が建てられている。ここに元田永孚の住居があったことを示すものである。元田永孚は、明治四年(1871)に侍講として東京に出るまで、この地に五楽園と称する私塾を開き、師弟の教育にあたっていた。


元田東野先生(永孚)邸跡


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