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目指せカネ、ヒマ、若さ

やっぱりアヤシイ、環境保護団体。メキシコ湾油濁に沈黙。

2010-07-30 02:00:00 | 社会、マスゴミ、教育


メキシコ湾の原油流失事故。
やっと新たな流失が止まる目途がついたとか。

そうあって欲しいと思います。
深海油田に蓋をしたことが功を奏したわけだが、蓋にかかる圧力が期待通りに上がってこないとか。
別のところから漏れ出している恐れもあるということだ。

しかしCNNを始めとする米国メディアのBPバッシングは凄まじい物があった。
ここまでやるか、と唸るほどの罵詈雑言が連日続いた。
ロックフェラー(エクソン・モービルら)がロスチャイルド系の石油会社を潰そうといているということなのでしょうか。

こんなのを日本企業(たとえばトヨタ)にやられたら従業員でも、株主でも、愛用者でもない身としても
胃が痛くなりそう。

肉食系ですな、奴ら。

さて本題。
グリーン・ピース、ネーチャー・コンサーベンスにシエラ・クラブ。
環境保護の正論を発信し市民活動家の尊敬を受けてきた保護団体。

エコと言えば泣く子も黙る絶対正義ですな。
「エコですかー??」みたいな立ち位置の当ブログはひねくれ者の扱いを受けることもある。

持続性、再生可能。
大事なことだと思いますが、本物と偽ものがありますからね。
気をつけないと。

人のやることには理由がある。
それが主に金銭的理由だというのが今の自由経済のしくみ。

経済でも極端な新自由主義モデルはどうやら失敗したようだ。
こと環境とか教育、医療に介護に関しては貨幣経済の競争原理はどうしても馴染まない。

ボランティアの顔をした大掛かりなビジネス。
それがリッチな環境保護団体の素顔ではないだろうか。

ここはしっかり見極めて変な宣伝に惑わされないようにしないと強欲な連中の
餌食になり間違ったアプローチで将来に禍根を残すことになる。

メキシコ湾での石油流出事故が歴史的災害となった今、これら環境保護団体はどういう活動をしているのか。

驚くべきことに彼らは沈黙を守っているらしい。

今回の爆発はループ・カレントの内部で起きたため海岸線だけでなく大西洋沿岸のノース・カロライナや
遠く北海やアイスランドまで油濁が広がる恐れがあった。

しかしアメリカ政府の動きも決して迅速とは言えなかった。
自国籍の船舶を保護するジョーンズ・アクトのため外国籍の処理船が入港できないという技術的な問題さえ
なかなかクリアされなかった。

しかしBPとアメリカ政府その他が迅速かつ適切な行動を取るよう要請するべき当の環境保護団体からは
なんらの声も上がってこないんだと。

結論からいえば「これは彼らが大規模な献金をこの石油会社から受けているからだ」ということを
調査ジャーナリストのウェイン・マドセンが指摘した。

本当にそうなのか。

「世界で最もパワフルな環境保護団体」であると言われてきたネイチャー・コンサーベンシーは、
BPからこの数年間で1000万ドル以上の資金を与えられ、BPに国際指導者評議会の議席を与えたとのこと。

最近まで、このコンサーベンシーとその他の環境保護団体はBPと共に協同で、議会で気候変動問題でロビー活動を行ってきた。
ほらほら、出ましたね地球温暖化商売です。

ワシントン・ポスト紙の最近の報道によれば、もう一つの環境保護団体であるコンサーベンション・インターナショナルは、
BPから200万ドルの献金を受け取っている。

そして石油抽出方法の調査等のプロジェクトをBP社と共に行っている。
BPのCEOだったジョン・ブラウンはコンサーベンション・インターナショナルの理事だそうだ。

更に別の団体である環境防衛ファンドは、温室ガス発生を減らすための市場原理に基づくメカニズムを促進するという
パートナーシップ・オブ・クライメイト・アクションをBPとシェルその他のメジャーと共に創立した。

例のCO2排出権取引というペテンでしょうか。

献金を受けたり、BPとの協同プロジェクトを行う環境的非営利団体には、ネイチャー・コンサーベンシー、
コンサーベイション・インターナショナル、環境防衛ファンド、シエラ・クラブ、オデュボンなどが含まれる。
これでは、メキシコ湾で決定的な行動を促す政治的な声が上がらないという事らしい(ネット情報)。

そういえば話は変わるが、あのグリーンピース。
反核兵器で核の平和利用にも否定的。
しかし共同創設者でその後脱退したパトリック・ムーア(環境学者)は核の平和利用に積極的な人で2008年に驚くべき証言をした。

グリーンピースの資金源について。
全額寄付なのでしょうが、その出所です。

彼によると、当初は全世界の会員400万人からの会費だけだったが、ロックフェラーなどリッチな50の財団から資金を得るようになり、
活動資金の80パーセントを占めるようになったという。

80%ですか。

そのリッチな財団は、一方では原子力発電の支持団体である。
「それらの財団は環境を大切にしているというポーズのためにグリーンピースに寄付するのだ」と語った。

「自動車ほど環境を破壊する技術はないとあなたは書いているが、なぜ車に反対しないのか」と質問したら、
「そんな運動に誰が金を出しますか」答えた。
これがグリーンピースの正体。

日本のグリーン・ピースHPには

<ご支援ください
グリーンピースは環境保護を願う市民の立場で活動するため、政府や企業からの資金援助を受けていません。
これまでの成果は世界280万人、日本5,000人の個人のパワーが生み出した大きな財産。
あなたのご参加を、お待ちしております。>

会費は月1000円、5000人ではわずか年間6千万。
職員が15人いてかなり派手な活動をしているという事は大口の寄付があるということ。
本部から多額の資金供給があると考えるのが普通。

グリーンピースの資金源はサウジだという根強い噂もある。
新規の油田開発を環境保全を理由に制限すれば原油価格にたちまち影響が出る。
今70ドルの原油が71ドルになっただけで1日8億円の収入増。
環境団体を買収するなど安い物。

どちらを信じるかはそれぞれ。
しかし善意の人たちを騙してはいかんよ、エセ環境団体。

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2 コメント

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Unknown (yumi)
2010-07-30 14:05:15
なるほど
「そういうポーズ」だけなら可愛いですけどね

「彼ら」が至る所に触手を伸ばしている事に
「敵ながらあっぱれ!」などと思ったりもしましたが
誰かのふんどしで相撲を取るのが上手なだけなんですね。
しかも誰よりも派手な化粧廻しをつけると言う。

世界情勢の情報源の殆どがこのHPになりつつある私です
(笑)
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Unknown (taku)
2010-07-30 15:16:46
情報もありますが当てずっぽうも多いのでご用心。
笑いごとでは済まない間違いもあるかと思いますので他の情報も当たってください(笑)。

ところで今日BS1のABCニュースを見ていたら久しぶりで温暖化だと叫んでいた。アメリカ南部で熱帯性のデング熱が流行する恐れがあると。

環境団体贈賄の次は細菌攻撃か、と頭の中は過熱化しつつあります。

暑中お見舞い。

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