音楽は語るなかれ

音楽に関する戯れ言です。

詠時感~時へのロマン (エイジア/1982年)

2010-03-20 | ロック (プログレッシヴ)
前回UKについて書いたのだから、当然、今回はエイジアを取り上げるというのは、ジョン・ウェットン・ファンとしてはごく自然な流れだと思う。クリムゾンを脱退し、途中、ロキシー・ミュージックに一時参加して、ポップスな感覚を取り入れたウェットンは、UKをテクニシャン・ポップスなバンドとして売り出そうと目論んでいたが、見事に外れた。しかし、そこに大きな波が来たのが、プログレ界の大御所、イエスの略解散状態だ . . . 本文を読む

憂国の四士 (UK/1978年)

2010-03-20 | ロック (プログレッシヴ)
プログレッシヴ・ロックの中で私が最高だと思う(というか単純に好きだ・・・)ベーシストとドラマーは、ジョン・ウェットンとビル・ブラッフォードである。この二人が初めて出会ったのは、第2期キング・クリムゾンであり、4枚の名盤を残した。名曲「イージー・マネー」も、この時代に生まれた。その二人はクリムゾン時代から、EL&Pのようなキーボードを主体としたトリオバンドを結成したがっていて、それが、このUKの . . . 本文を読む