東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

敗れた朝に2

2018年02月22日 | 日記

 前回の「敗れた朝に」では、去年の共謀罪が成立したとき、悔しい朝を迎えたけれど、また諦めずに立ち上がっていこうね、という話をしたよ。沖縄でも何度も悔しい朝を迎えてきたけど、諦めずに立ち上がってきたという話もあったね。沖縄では、諦めずに立ち上がるのに、1つ大きなコツがあるんだよね。

それは「歌」なんだ。

 どんなに努力をしても、届かないときもある。どんなに声を上げても変わらない時もある。くじけそうな時に、数々の歌が支えになったよ。それもみんなで肩を組み、声を合わせる歌に意味があるんだ。

 基地建設の強行が続く辺野古では、反対のために集まった人の中から、自然に歌が生まれてきたよ。

 かつてからあった歌「ここへ座り込め」。肩を組み、歌をうたい、決して崩れない団結を歌った歌だ。

 辺野古のリーダー的存在の山城さんが「美しき5月のパリ」を替え歌にした「今こそ立ち上がろう」。もともとはパリ革命で歌われた歌が、沖縄の闘いの中で自分たちのものに昇華した。「・・・圧政迫るが 立ち止まりはしない 今こそ立ち上がろう!」と横暴な権力に立ち向かう勇気を与えてくれる。

 「ケサラ」もよく歌われる。もともと内地で音楽活動をしていた川口真由美さんが辺野古で歌い始めた。川口さんのパワフルな声に熱い歌詞がよく似合う。二番など共謀罪成立後の「敗れた朝」にぴったりだ。「・・・泣きはらした夜 迎える朝のまぶしさ 涙の乾くときは ないけれど 決して倒れはしないさ・・・」。サビの「・・・ぼくたちの人生は、平和と自由を求めて 生きていけば いいのさ・・・」で僕らは、これからの指針を見出す。

 今も、悔しいできごとが続いている。

 だから、ぼくも、ここは、歯を食いしばり、歌の力で「諦めない心」が折れないようにしていきたいんだ。今風の歌にだって、そんな歌がたくさんあるよ。安室奈美恵さんの「Fight Together」なんてこんな時のためにあるみたいな歌詞だ。最近は子どもの歌にもグッとくるものが多いね。去年7月のおかあさんといっしょの月の歌「ぱんぱかぱんぱんぱーん」もいい。「・・・そう、みらいは、ぼくしだい」なんて、自己決定権の大切さを歌っている。

 こんな「歌の力」も使って、困難な時代を乗り越えていきたいんだ。